2005年7月30日 (土)

アニマルセラピ− 【取材記7/捨て犬からセラピードッグへ】

Ohki 7月29日取材

「チロリ」という犬をご存知でしょうか?
足がとっても短くて、目が大きく、右耳は立っていて左耳はちょこんと垂れた雑種の犬で、「チロリとタムラ」という映画に主演したことがあります。
そのチロリは、国際セラピードッグ協会で、セラピードッグとして活動をしています。今は、お年寄りや障害を持った人たちを喜ばせているチロリですが、セラピードッグ協会へ来る前は、「オバケ小屋」に捨てられた捨て犬でした。
チロリの新しい家となった国際セラピードッグ協会では、捨て犬をセラピードッグとして育成していると知り、代表の大木トオルさんとお会いしました。

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2005年7月15日 (金)

アニマルセラピ− 【取材記6/障害者と乗馬】 

Tader5 7月10日取材

東京障害者乗馬協会さんが主催する「木曽馬乗馬会」へ行ってきました
日本障害者乗馬協会へ加盟している東京障害者乗馬協会は、1995年の3月に設立され、活動主旨を「障害者が乗馬を通じて、レクリエーション、健康の維持、機能回復、幅広い交流を図る機会を推進する事を目的とする」としています
富士山を見ながら乗馬ができる牧場は、山梨県南都留郡の紅葉台木曽馬牧場
この牧場の木曽馬という種類の馬が背が低くて障害者をサポ−トしやすいということで、毎月2回の乗馬会が開催されています
ちょうどこの日、黒沼道子コーチ(顧問)がいらっしゃっていて、内容の濃い充実したレッスンが行われました

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2005年7月 7日 (木)

アニマルセラピ− 【取材記5/高齢と動物】 

3 7月6日取材

横浜にある「特別養護老人 ホームさくら苑」へ行ってきました
ここは、18年前に日本ではじめてCAPP活動(companion animal partnership program 人と動物のふれ合い活動)を取り入れた老人ホ−ムだそうです
施設の中で動物を飼育するという飼育型の動物介在施設ということで、現在は犬、猫、セキセイインコ、めだかが飼われていました
正直私は、犬を散歩に連れて行くお年寄りの姿や、動物たちを囲むお年寄りの笑顔を見ることができるのだろうと想像して、取材にでかけました
でも、実際には高齢化という生々しい現実をつきつけられた想いです

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2005年7月 5日 (火)

アニマルセラピ− 【取材記4/馬とふれあう会】 

4 7月3日取材

中田動物病院の院長先生が中心となって開催している「馬とふれあう会」を取材してきました
本来「馬とふれあう会」は広く一般の人々に馬と親しんでもらうのが目的ですが、この日の乗馬の対象者は、健常者でなく知的障害をお持ちの方や車いすの方という障害者乗馬(RDA/Riding for the Disabled Association)でした

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2005年6月29日 (水)

アニマルセラピ− 【取材記3/アニマルセラピ−の歴史】

アニマルセラピ−はどうやってはじまったのか、その歴史をご紹介します

アニマルセラピ−の中で最も古い歴史を持つのが乗馬療法です
起源は古代ロ−マ帝国時代にまでさかのぼり、戦場で傷ついた兵士たちのリハビリに馬が用いられていたとされています
近世になってからは、1875年にパリで麻痺を伴う神経障害に乗馬が有効な療法であると報告され、それ以来治療のひとつとして用いられ、現在では完璧な治療システムとなり、NARHA(北米障害者乗馬協会)をはじめ、イギリス、ドイツ、オ−ストラリアなど世界各国で積極的に治療に生かされています
日本では、日本障害者乗馬協会、日本乗馬療法協会などが活動しています

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2005年6月24日 (金)

アニマルセラピ− 【取材記2/アニマルセラピ−は商売か】 

インタ−ネット上で「アニマルセラピ−」と検索をかけると、ペットショップやペットの美容室など、多くのペット産業にヒットします
そのうちの1軒に電話をかけて、具体的にどのような活動をしているのか聞いてみました
すると、電話に出た女性は言葉をつまらせながら、
「犬のケアなんですが、犬が落ち込んだ時の対処法や、しつけについてカウンセリングします」
と言いました
完全にアニマルセラピ−の意味を履き違えています

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2005年6月23日 (木)

アニマルセラピ− 【取材記1/アニマルセラピ−ってなに?】 

「癒し」という言葉は、できるだけ使いたくないと思っています
テレビのスイッチを入れても、雑誌のペ−ジを開いてみても「癒し」という言葉が散乱して薄っぺらい言葉という気がするからです

私の家から最寄り駅までは、歩いて5分の道のりですが、みんなが大通りを歩く中、私ひとり1本内に入った狭い道路を選んで歩いています
それは、その道に沿って立ち並ぶ家の中に、犬を飼っていらっしゃるお宅があるからなんです
ほんの一瞬だけでも、犬の姿を見て声をかけるだけで、優しい気持ちになれる
私も「癒されたい」と思っているのかもしれません

癒しブ−ムとペットブ−ムの両方に乗っかってよく取り上げられるアニマルセラピ−
命のある動物を、まるでアロマテラピ−に使うハ−ブを扱うのと同じように、アニマルセラピ−をうたったペットショップの広告をたまに見かけます
動物に触れ合うことで、気持ちが和むのは理解できるけど、ペットを飼うこととアニマルセラピ−を同等にしてしまっていいのでしょうか
もっと具体的に「アニマルセラピ−」を知りたくなりました

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