記者クラブの表と裏 【取材記26-7/放送記者会からの回答】
取材記26回目で、「放送記者会」というNHKの敷地内にある記者クラブの存在を知りました。それがどういう記者クラブなのかを知るために、9月26日に放送記者会の「ラジオ・テレビ記者会」へ質問状を出していました。
昨日その回答が送られてきましたので、ご報告します。
取材記26回目で、「放送記者会」というNHKの敷地内にある記者クラブの存在を知りました。それがどういう記者クラブなのかを知るために、9月26日に放送記者会の「ラジオ・テレビ記者会」へ質問状を出していました。
昨日その回答が送られてきましたので、ご報告します。
10月13日取材
ねつ造・ヤラセの問題をメディアがどう考えているのかを知るために、各主要メディアへ具体的な再発防止策を問う質問状を出し、ほとんどの社から、社員に働きかける研修を行うという回答をいただきまきました。
前回の取材記では、テレビの現場でディレクターとして働く人へインタビューし、一口にテレビと言っても、テレビ局や大きな制作会社の正社員からフリーや派遣の人がいることを知り、雇用形態がねつ造・ヤラセの問題に密接な関係があるのではないかと考えています。
弱い立場で、社員と同じように仕事をしている人の事情を聞き、組織の回答とは全く違う次元のところに問題があるのではと考え、今回はテレビ局の正社員の方にお話を聞いてきました。
報道局での記者経験があり、現在は報道番組のディレクターをしているテレビ局の正社員です。(以下Bさんとします)
10月11日取材
テレビ局の社員ではなく、制作会社に所属している報道系番組のディレクター(以下Aさんとします)に、ねつ造・ヤラセの問題について話を聞いてきました。
一口にテレビと言っても、局の正社員だという人は少なく、制作会社の人たちが大勢いるそうです。
制作会社も、ひとつの番組を1本丸ごと請け負っている大きい会社から、十人位で動いているような小さな会社まであり、その制作会社の正社員でもなく派遣社員のように契約で働いている人もいる。
テレビ局という大きな建物の中で一緒に仕事をしていても、その雇用形態や待遇はひとりひとり全く違うのです。
来週月曜日(9/26)に、イギリス人特派員の方へインタビューできることになりました。
日本には記者クラブがあり、それが必要だと考えていらっしゃる方も多い。
記者クラブのない海外のメディアが、どのように報道活動をしているのか、それらを知ることで日本の記者クラブの存在意義や問題がより深く見えてくるように思い、各国の報道の現状を知る取材を行います。
以前インタビューしたイギリス人特派員の方から、イギリスには「ロビー」という記者クラブのようなものが存在していたと聞いています。
「ロビー」とはどのようなものだったのか、どうしてロビーがなくなったのかなどを含めて、記者クラブが存在しないイギリスの報道についてお話を聞いてきます。
イギリス人特派員へ具体的な質問をお持ちの方がいらっしゃいましたら、私の質問に追加させていただきますので、コメント欄にご記入ください。
よろしくお願いします。
<文責/泉 あい>
GripForum - 記者クラブの表と裏スレッド
ねつ造・ヤラセに対する各社の再発防止策に関する情報をいただき、組織としての表向きの意向は理解できました。
研修など、定期的に行われているというのは事実なのか、現場で研修を受ける立場の方にもお話を聞く必要があると思います。
そして、今回いただいた回答について、現場の人たちはどう考えるのか。私は気になって仕方ありません。
倫理的な問題だとし、社員や外注先のスタッフの心へ働きかけをしていると言う組織。
一方では、自分の職、記者としての将来を懸けてまで、ねつ造やヤラセをしてしまう記者が存在しているということも事実です。
もしかすると、現場は、やってはいけないことを見失ってしまうくらい追い詰められているのではないのか。
時間やスペースとの闘い。上司からの期待。視聴率。
日々、何らかの圧力と闘いながら仕事をしている彼らは、今回組織が回答した言葉を読んで、黙って「うんうん」とうなづくのでしょうか。
現場で働く人たちの本音を探る裏づけ取材を行います。
<文責/泉 あい>
GripForum - 記者クラブの表と裏スレッド
9月13日、送ったねつ造・ヤラセに対する具体的な再発防止策について主要メディアに質問状を送りました。
全社の回答が届きましたので、内容をご報告します。
私が提出した質問状に書いたものは、次の通りです。
【目的】
朝日新聞のねつ造にはじまり、フジテレビのやらせ、選挙での誤報と大手メディアによる不祥事が続いています。メディアと言えども、それを動かしているのは人であり、間違いを起こすのは当然のこと。では、組織として具体的にどのように再発防止に努めているのか。主要メディアの回答を比較し、各社の姿勢を見る。
【質問】
ねつ造やヤラセに対する具体的な再発防止策を教えてください。
社員教育、社内規定・罰則、チェック機能、等々できるだけ具体的にご回答くださいませ。
コメントにも書きましたが、主要メディアのねつ造やヤラセに対する姿勢を知るために、具体的な再発防止策の取材をします。
今日、主要メディア各社へ電話で取材申し込みをし、質問状を送りました。
送ったメディアの一覧と質問状の概要は次の通りです。
選挙の取材をしていて、新党日本の田中代表の姿を目の前で見させていただいたこともあり、朝日新聞の「虚偽のメモ」を知って、すごくリアルに感じました。
情報のウラを取る作業とは、どこからどこまでなのか。自分も同じようなことに陥ってしまう可能性はないのか。考えさせらています。
警視庁には、「七社会」「警視庁記者クラブ」「警視庁ニュース記者会」の3つの記者クラブが存在します。その内のひとつ「警視庁記者クラブ」からの回答が来ました。
今までの経緯をまとめ、ご報告します
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