介護保険施行から5年。今現場の声
「老いの時を前向きに迎えよう」東京都知事 石原慎太郎 (東京都発行「くらしいきいき介護保険」より)
老いを拒否したり、防いだりすることのできる人間など、この世には存在しません。
ならば、それを覚悟して、自らの老いを真正面から見つめて立ち向かっていく方が、自分なりの正確な理解や準備や対処が有効にできて、老いていく中でも、予期した以上の充実や満足もあるはずです。(中略)
たった一度の人生、老いてもなお楽しみを探し、美しいものに感動する心を大切にしようではありませんか。人生の経験を重ねてきた人間としての意識を持って、老いをしっかり見つめて味わうために、医療や介護保険など、老いを支えるために進歩してきた知見や制度を、的確に活用することです。
私は、都会でひとり暮らしをしながら、将来への不安を日々感じています
石原知事の言葉の通り、老いておくことを食い止めることはできません
目がかすみ、耳が遠くなり、歯は抜けていく
骨や筋肉が弱まって、腰が曲がり足は上がらず、鼻水を垂らし、時には失禁さえしてしまう
そんな自分を想像しては、おびえています
シングルで生活している自分の将来を考えると、誰にサポ−トを頼むべきなのか、いや、サポ−トしてくれる人が果たしているのかと、恐くて仕方がないんです
施行されてから5年経った介護保険
介護保険の実情を知れば、自分の将来設計が具体化できるかもしれません
税金で賄われていた措置と言われる頃と比較して、どこが良くなったのか
何が問題で、どう変えていく必要があるのか
現状を探ってきました
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