2006年3月11日 (土)

ネットジャーナリズムの弱点に直面しています〜取材再開へ向けて

ご心配をおかけしているようで、たくさんのメール、お電話、コメントをいただき感謝しています。ありがとうございます。

まずは最近最も問い合わせの多い民主党懇談会について。
ここ最近、民主党の懇談会のことを振り返り、私がしたことは正しかったのか、それとも浅はかだったのかとずっと考えています。
あの時の人選は、一番にブログでの実績を重視し、私の方からお願いした方については、実績に加えてその影響力に注目しました。参加者の素性を調べるなんてことは、考えもしなかったこと。
そもそもインターネットはそういうものだと決め付けていたのかもしれません。会社員も公務員も住所不定無職でも犯罪者でもテロリストでも、インターネットでは個人が発言できます。どういう人でも発言できるという点が、ネットジャーナリズムの長所であり、最大の弱点であると、メディア設立に奔走している時に身に染みたはずでした。

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2006年2月26日 (日)

許せないから伝えたい〜ネットジャーナリズム創成期

先週は、いろいろな分野でのニュースがにぎやかでしたが、トリノオリンピック・女子フィギュアスケートの荒川静香さんが金メダルを獲得したことで大盛り上がりだった24日金曜日、米英共同の臨界前核実験が行われています。

<臨界前核実験>米国が21カ月ぶり、通算22回目の実施

 【ワシントン和田浩明】米エネルギー省国家核安全保障局は23日、米英共同の臨界前核実験を米西部ネバダ州の地下実験場で米太平洋時間同日正午(日本時間24日午前5時)に実施したと発表した。前回(04年5月)以来21カ月ぶりで通算22回目。イランの核開発疑惑が国際社会で注目を集める中での実験となり、反核団体は反発している。
 同局によると、「クラカトア」と名づけられた今回の実験は、両国が保有する核兵器の安全性確認などのデータ収集が目的。英国側が装置類を持ち込み、化学爆薬による爆発時の衝撃がプルトニウムに与える影響などを調べた。米英共同実験は02年に続き2回目。
 広報担当者は「実験は問題なく行われ、環境への放射能漏れなども起きていない」と話した。同局はウェブサイトで実験装置を地下施設に設置する様子を撮影したビデオも公開した。
 米ブッシュ政権はテロへの懸念などから核不拡散対策を重視する姿勢を強調している一方で、新型核弾頭の研究を継続しており、「核軍縮分野での取り組みが不十分」との批判が一部で根強い。英国も既存の核ミサイルの更新を計画しており、同国の反核団体「核廃絶キャンペーン」は22日、「両国が核廃絶の実現に本気ではないことを示すもの」と実験を非難した。
(毎日新聞) - 2月24日11時24分更新

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2005年2月12日 (土)

ネットジャ−ナリズムの行方 

昨年末まで普通のOLだった私が、「ジャ−ナリストです」と自称して活動できる場は、インタ−ネットしかありませんでした
私のこの目で見てきたことを発言する場として、ネット上に自分のHPを持つこと以外に考えた方法は1つもありません
どこの誰にお願いしたとしても、実績ゼロ、経験セロ、知識ゼロの私に原稿を書かせてくれるお人よしなんているはずありませんから
「ここで地道にやっていこう」
そう決めて1月5日にスタ−トしてからこの1ヶ月、インタ−ネット上で活動することを認知してくれない人たちがいると痛感しています
アメリカでは、ネットジャ−ナリズムが確立していると聞き、日本ではどうなっていくのか、いろいろな人のご意見をうかがうことにしました

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2005年2月11日 (金)

ネットジャ−ナリズムの行方 【取材記5日目】

Yokokei 今日は、新聞と名がついていながら、インタ−ネットだけで発信している「ヨコハマ経済新聞」さんを取材しました
お話を聞かせてくださった杉浦編集長は、本職は舞台監督をなさっていらっしゃる方で、その風貌を見た時には
「編集長?うそぉ〜!」
と思ってしまいましたが、舞台監督と聞くと「なるほど」という感じがします

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2005年2月10日 (木)

ネットジャ−ナリズムの行方 【取材記4日目】

Kanaroko1 今日は神奈川新聞社さんへ行ってきました
新聞社でありながらブログを導入したことで、今注目を浴びています
そのHP「カナロコ」は、なんだかあったかいまったり〜とした空間で、私個人的にはすごく居心地がいいHPのひとつです
「カナロコ」は地域に密着したニュ−スや沿線情報、地元球団のブログなど、いくつかのブログがあって、いろいろなユ−ザ−さんに対応できるコンテンツになっています
こんなHPをどんな方たちが作り上げているのか、非常に楽しみに出かけました

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2005年2月 9日 (水)

ネットジャ−ナリズムの行方 【取材記3日目】

今日はアポイントを取りながら、一日中いろいろ考えました
今日の内容は【取材記1日目】と重複してしまいますが、私は今、自分が見えなくなっています
自分が正しいと思ってやっていることを皆さんはどう感じていらっしゃるのか、お聞かせください

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2005年2月 8日 (火)

ネットジャ−ナリズムの行方 【取材記2日目】

Yukawa1 ネットジャ−ナリズムを語っている有名なブログを探していたら、HP上に素顔を公開している人を発見しました
メ−ルアドレスを公表するのは当たり前なのかなと思っていましたが、超有名なHPでは、メ−ルアドレスも公開していないというところがいっぱいあります
あまりにもアクセズが多くて対応できないのでしょうが、私が見付けたHPでは、メ−ルアドレスでけではなく、顔写真と電話番号まで明記してありました
「携帯電話にお電話いただいても結構です。」と書いてあったので、即行かけちゃいましたょ
電話に出られたのは、湯川鶴章さんという、ある報道機関に所属しながらブログを持っていらっしゃる方です
いきなり電話したのに、全く嫌そうな素振りはなく、早速今日お会いしてくださいました

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2005年2月 7日 (月)

ネットジャーナリズムの行方 【取材記1日目】

米国のブログは、日本の日記サイトからの転用による発達とは異なり、ジャーナリズムやメディアとしての特徴が評価されていると言う話を耳にします。

Unforgettable Days...より引用

私もこのような話を聞いて、インタ−ネットの将来性を信じ、インタ−ネット上で報道するという形にこだわっているひとりです
上記は「Unforgettable Days...」さんから引用したものですが、こちらのエントリ−の中にはブログのジャ−ナリズムやメディアとしての可能性が詳しく書かれています
とても詳しく分析なさっている方がいらっしゃるのに、私はこんなことは全く考えずにブログを採用してしまいました
だって、実績のない私が活動できる場所としては、インタ−ネットしか思いつきませんでしたから・・・
そして、長い間お洋服やお化粧品のことしか考えないお気楽OLだった私(社会に対してあまり疑問を持たないという意味での気楽であって、お仕事に対して気楽と感じたことはありません。OLが気楽という意味で使ったのではありません)が、いきなり難しいことを言えるわけもなく、出した答えが今の「Grip Blog」の形です

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