許せないから伝えたい〜ネットジャーナリズム創成期
先週は、いろいろな分野でのニュースがにぎやかでしたが、トリノオリンピック・女子フィギュアスケートの荒川静香さんが金メダルを獲得したことで大盛り上がりだった24日金曜日、米英共同の臨界前核実験が行われています。
<臨界前核実験>米国が21カ月ぶり、通算22回目の実施
【ワシントン和田浩明】米エネルギー省国家核安全保障局は23日、米英共同の臨界前核実験を米西部ネバダ州の地下実験場で米太平洋時間同日正午(日本時間24日午前5時)に実施したと発表した。前回(04年5月)以来21カ月ぶりで通算22回目。イランの核開発疑惑が国際社会で注目を集める中での実験となり、反核団体は反発している。
同局によると、「クラカトア」と名づけられた今回の実験は、両国が保有する核兵器の安全性確認などのデータ収集が目的。英国側が装置類を持ち込み、化学爆薬による爆発時の衝撃がプルトニウムに与える影響などを調べた。米英共同実験は02年に続き2回目。
広報担当者は「実験は問題なく行われ、環境への放射能漏れなども起きていない」と話した。同局はウェブサイトで実験装置を地下施設に設置する様子を撮影したビデオも公開した。
米ブッシュ政権はテロへの懸念などから核不拡散対策を重視する姿勢を強調している一方で、新型核弾頭の研究を継続しており、「核軍縮分野での取り組みが不十分」との批判が一部で根強い。英国も既存の核ミサイルの更新を計画しており、同国の反核団体「核廃絶キャンペーン」は22日、「両国が核廃絶の実現に本気ではないことを示すもの」と実験を非難した。
(毎日新聞) - 2月24日11時24分更新
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