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2005年12月15日 (木)

力入りすぎ?

12月14日

ある研究会に参加させていただきました。
参加者が、元新聞記者、現役新聞記者、ジャーナリストなど錚々たるメンバーの中で、私は「報道機関立ち上げプロジェクト」についてお話させていただきました。

研究会でも終わった後の一杯の場でもいろいろなご意見をいただき、今までのプレゼンの様に1対1でお話するのとは全く違い、いろいろな方向からの視点が聞けて大変勉強になりました。
実は、既存のマスメディアに在籍なさった経験をお持ちの方たちの中に入って、1対9でやり込められちゃうのかしら・・・と、直前まで不安に思っていたのですが、完全に取越し苦労で、仕様書のマイナス面の意見が出ると、他の誰かがそれはこういう考え方でいいんじゃないかと、皆さんで喧々諤々。
それぞれが、ネットジャーナリスムについて真剣に考えているということなのですよね。時間を忘れて話しました。

「『報道機関』や『記者クラブ』という言葉を使うべきではない。どうして使うのですか」
という質問に対して、
「それは泉さんの中にアンチ既存メディアという意識があるからですよ。草案書を読めばそう感じます」
と代弁してくださった方がいました。
私は、
「私がしたいことは、今ある報道機関とは全く違うものなので、そのイメージは取っ払ってください」
といっているにも拘らず、『報道機関』と表現しているし、いずれはプロのジャーナリストにも中に入ってもらおうと考えてもいました。
ネット上に既にジャーナリズムが存在しているのなら、プロのジャーナリストとの接点を持つ必要があるのかという見方もあるのです。

ルポライターとしても、
「泉さんはジャーナリストは商業的であってはいけないと思っている。本を出すなど、先ず自分が食べていける方法を考えた方が早い」
と言われ、
「オファーはないし、私が書いたものを読みたがる人がいるのでしょうか」
と答えると、
「『こんな本を出したい』と出版社に売り込みに行くんです!」
という集団的突っ込み。「Grip Blog」を評価していただいてありがたかったです。
今までの私の姿勢を見て、
「多分、泉さんの意識の中に、記事はこうじゃないといけないみたいな大きな理想の形があるんですよ」
と言われ、ハっと気づきました。
私自身、記者も普通の人間でもっと身近な人たちだと考えていたはずだけど、プロのジャーナリストが書いているものは、すごく立派なものだと捉えている。素人あがりの私は、自分の書くものに自信がなくて、ここに発表することはどこか自己満足のようなものだと感じていました。
大先輩たちに評価をいただいて、
「そっか、私には私なりのやり方でやっていけばいいんだ」
と、なんだかすっきりしました。
ずっと、ジャーナリストを目指すならこうじゃないといけないとか、こんなことを書いてはいけないとか、勝手に思い込んでいたけど、私には私のテーマの選び方、取材の仕方、記事の表現方法があるのですね。

「こうじゃなきゃいけない」なんてことはないのだと、報道機関についてもルポライターとしても縛りが解けた感じ♪
今までちょっと力が入りすぎていたようです。
名刺の肩書きに今は『ルポライター』と書いていますが、何か私を的確に表現してくれる言葉は、来年ゆっくり探すとして、今取り組んでいるプロジェクトも、ちょっと力を抜いて考えてみようと思います。
既に、新しいアイデアは生まれていますけど、もう少しまとまってからご報告させてください。

ひとりでこもって考えるより、人に会ってお話することが、こんなに大きい力になるとは!

研究会の帰り道、信号を待っている時、流れ星を見つけました。一緒にいた有名ブロガーさんが、
「きっといいことあるよ」
って優しく言ってくれて、本当にいいことが起こりそうな気分になっています。

<文責/泉 あい>
GripForum - 報道メディア設立企画フォーラム

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コメント

最近流れ星なんて見てないな〜。
うん、きっといい事あるよ!

投稿: miho | 2005年12月15日 (木) 19時58分

本を出すのであれば、過去ログを起してコメント欄の
突っ込みを絡めつつ、最後に総評を書き加えるって
感じでしょうか。テーマを選んで売り込みですかね。

データは、一瞬で消えてなくなるけど紙は違います。
新聞もそうなんですが・・・・ってフォローしてもな(w

投稿: 某S | 2005年12月15日 (木) 19時59分

> 本を出すなど、先ず自分が食べていける方法を考えた方が早い

確かに年収300万円^^でもいいから、先ず自分が食べていくことからですね
応援してます!

投稿: マルセル | 2005年12月16日 (金) 11時20分

はじめまして。大学の卒業研究ではオンラインジャーナリズムについて研究する予定です。もしかしたらお会いするかもしれませんね。(こちらの勝手な希望ですけど)

本を出すのであれば、他のブロガーさんたちとの共著とか対談形式ってのはどうでしょうか?個人的にはブロガーが書く本というのを読んでみたいので・・・

一意見として汲み取ってもらえるとうれしいです。

投稿: makoto | 2005年12月16日 (金) 20時46分

みなさん、ありがとうございます

「泉さんに本を出しませんか」と言っても、はねつけられそうと言われたので、本を出したくないというつもりはないということをちょっと意思表明しておきたかった
でも、今はそれどころではありませんので、プロジェクトが成功したら、出せるとうれしいです

投稿: ぁぃ | 2005年12月16日 (金) 20時52分

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