ブログを共通項にした異業種交流会

「xbloggers2005　ブログを共通項にした異業種交流会」に参加してきました。
いろいろなことを専門にしている人が、ブログを書いているということで一堂に会し、こういうイベントでもないとお会いする機会のない人たちとお話できるのはすごく刺激的。すごく楽しかったし勉強になりました。
基本的にこういうイベントに集まる人って、前向きでやる気あり、そういう人たちに囲まれるのって自分までシャキっとして負けてらんないと思う。
特に元気がいいなぁと感じるのは主婦でした。主婦パワーはすごい。テンション高いしやる気満々だし、気が利く。
私の考える報道機関のプロジェクトにも実務的に動いてくれる主婦パワーがほしいなぁ。

今日の会は、3つのイベントに分かれるもので、イベント1のテーマは『人気ブログ』で座談会。
改めて人気ブログて何だろ？って考えました。人気ランキングの上位に来ているものが、必ずしも魅力あるブログだとは思えないんですよ。だとすると、どういうものが人気ブログなのか･･･。

私もできるだけ多くの人に読んでもらうために努力はしています。例えば、できるだけ毎日更新するとか、次回も読んでもらえるようにジラしてみるとか。
だけど、自分が伝えたいことを書いたエントリーに限ってアクセス数は低かったりするんだな･･･。私が伝えたいことと他人が知りたがっている情報は違うんだなって思い知るわけです。
だからと言って、アクセス数の高いテーマばかりを取り上げる気にはなれなくて、どうしても伝えたいと思うテーマにはこだわっていたいとも思います。最終的には、人気より自分が納得できるかどうかってことかもしれません。

イベント2は、『アクセス数が期待できそうなブログを作ってみよう！』をテーマにグループに分かれて、ディスカッション。
これって結構画期的って思います。初対面の人たちの中に入って意見を出し合うのって苦手だと思ったけど、みんなすごく盛り上がってました。やっぱり前向きな人は積極的です。
出てくるアイディアもすごく面白くて勉強になりました。一部を簡単に紹介しましょう。

優秀賞を獲得した「私やっちゃいましたブログ」の、エントリーのはじめのセリフは必ず「私、やっちゃいました」で、とにかく失敗談を上げていくというもの。コンセプトは「人の不幸は面白い」ですが、他人の失敗から学ぼうという精神が根底にあるらしい。「ご当地やっちゃいました47都道府県」とか「イベントやっちゃいました」とかいろいろカテゴリーも出てました。
実際にそんなブログ作って欲しい。

萌え系ブログは、「萌え〜♪」とハイテンションなプレゼンで、見事ベストオブプレゼンテーション賞獲得。萌え萌えのおねえさんが、時事ニュースを簡単にわかりやすく萌え〜と表現する「萌え時事ブログ」
コメントの返しは、「おかえりなさいませ、ご主人様」だそうです。
これも実際にあったら読む！そしてコメントしちゃう！！

世界の共通する健康ネタのブログというのもありました。テレビでも「おもいっきりテレビ」とか「あるある大辞典」とか高視聴率ですから、アクセス数期待できそうですよね。

応援するブログで「鳥人間を飛ばすブログ」は、企画としては面白い。個人的にはエスパー伊東さんが大好きなので、空を飛びたい人は応援しちゃう。（スワローズフアンとしては、つばくろうを飛ばしたい）

「裏警視庁24時」はテレビで取り上げられたものはアクセス数が高いというところに目をつけたとか。日々流れる犯罪ネタを取り上げるのですが、キャラを立てて記事を書くというのが面白そう。例えば「太陽にほえろ風」や「コロンボ風」と、キャラになりきって書くらしい。
ルパン三世の銭形警部に容疑者を取り逃がす記事を書いて欲しいけど、実際のニュースにそういうのがあっちゃだめですよね。

みんな短時間でよくこんな面白いアイデアを出せるもんだと感心します。このイベント、会を重ねて企画を練って「xbloggers」で実現させちゃえば面白いぞ♪

イベント3は、ブロガー異業種交流会。飲みながら食べながらの名刺交換です。
「ブログ読んでます」と、何人かに言ってもらえて、すごくうれしいです。「応援してます」っていう声が力強いんですよ。コメントくださった方も、こんな感じで応援してくださっているのかなぁって想像しています。
もうひとつ素敵だなって思うのは、「こういうことをはじめようとしてるんです」という言葉。
何かを夢みて一歩踏み出した人がいるって知ると、私も元気が出ます。みんながんばってるんだなぁって。

ブログというツールを通して、いろいろな人に出会い、情報交換したり刺激を受けたり。ブログの可能性っていうのも、まだまだあるのだと知りました。
出席者全員が、ひとりひとり意見を言って参加できるこんなイベントを開催してくださったあべっちさんはじめスタッフの方々、本当におつかれさまでした。
2回目以降も、ぜひ参加させていただきたいと思います。

＜文責/泉 あい＞