« ブログを共通項にした異業種交流会 | トップページ | Google AdSense導入 »

2005年11月28日 (月)

当事者情報って言葉、良くない?

今日は、報道の責任者へなっていただきたいと考えている人へ会って来ました。
「報道の責任者になってください」とお願いしたんですけど、結果は「No」
なぜダメなのかを説明する前に、ここでもう一度、私が考える報道機関を整理しておきます。草案書読んでない人も多いみたいだし・・・読んでも難しいんだろうなと自覚してるし(ボソ)

スタートの段階で、大勢の記者を雇うという話はボツ。記者会見用の場所を借りるのもボツ。
システムを充実させて、ネット上でスタートします。
それがどんなもんじゃ?ってことですよね。

草案と変わっていないのは、ネット新聞、記者クラブ、コミュニティの3つで構成されること。ひとつのキーワードから、その3つが1ページに表示されるようにしようと考えています。

では、ネット新聞とはどんなもんじゃ?
簡単に言うと、時事を追っかけない調査報道に特化したネット新聞。テレビで言うドキュメント番組みたいなものです。
記者を雇うことをボツにしたから、スクープを上げることはしません。(結果的にスクープ記事ガ掲載されたらラッキー)
既存のマスメディアに頼ること、つまりニュースソースを新聞や雑誌などから引っ張ることをしません。
例えば選挙などその時々のテーマとして大きく取り上げるものはあるでしょうけど、時事ばかり追いかけることは、既存のマスメディアにお任せしようと思います。
私が考えるネット新聞は、主に寄稿していただいた記事で構成します。

次に記者クラブとはどんなもんじゃ?
ここは『記者クラブ』という名称にしていましたが、今ある記者クラブと同じものだと考えてしまうというご意見を多数いただきましたので、当面は『情報センター』と呼ぶことにしました。
ここに集まる情報は2種類あると考えています。
ひとつはNPOなどの団体から出される情報。今日会った人は、ここで危惧されることがあると言います。それは、いろいろな市民団体の人が情報発信をするのはいいけど、聞く耳を持たない人たちが集まるのではないかということ。コメント欄にも『圧力団体』ということで書かれていますよね。その人たちが集まることによって、報道機関自身のカラーがイメージ付けられると言うのです。
これについては、弱者を装って思想を押し付けようとする人なら警告をし、それでも止めなければ登録を抹消しようと思います。また、そういう人たちはある特定の情報に集まる戸思いますので、もし荒れるとすれば限られた情報だろうから、そんなに脅威ではないのかなと。
ただ、今日会った人は、
「泉さんは、人を信用し過ぎですよ」
と、高校生の時にピアノの先生に言われたことと全く同じことを言ってました。(私って進歩ない)
それと同時に、
「でもやってみないとわからないということもある」
とも言ってました。
結構人を見る目がある方だと自分では思っているんですけど、確かにあまり人を疑うことは好きではない。とりあえずやってみましょうというのは、危険ですか?

もうひとつ情報センターで集めたいものは、個人が持つ当事者情報です。この『当事者情報』という言葉を思いついた時は「でかした♪」と思ったんですけど、どうでしょう。
『一次情報』と言うと、取材をして得た情報というイメージだと思うのですが、『当事者情報』というのは、個人が「見た・聞いた・体験した」情報を指します。
例えばですね、今の時事で言うと、「私の家の壁も先日の震度3の地震で壁に亀裂が入ってしまった」とか「介護保険が改正されて、こんな風に生活が変わってしまった」とかそういう情報です。
そのような情報を表に出すと批判する人もいると思いますが、批判する人の目線もどういうことなのか意見を出し合ってみる。
そういう場です。

3つ目はコミュニティ。『mixi』とか『GREE』とか私も使ってますけど、こことは全く違うもので、個々のブログを集約するものにしようと考えています。ブログを持っていない人は、コメントで参加できますょ。

ところで、今日会った人にお願いしたことに話を戻しますと、ネット新聞に寄稿された原稿の編集と掲載についてのガイドラインの作成。それと、情報センターに上がってきた情報を掲載する際のガイドラインを作って欲しいということだったのですが、売れっ子の方なので超多忙ということで、
「これ以上他の仕事を入れてしまったら死ぬ」
と言われてしまいました。死なれたら困る。
それから、私のやりたいことが明確に見えないので、協力したい人もどこに手を差し伸べていいのかわからないということでした。明確とまではいきませんが、システムの仕様書ができるまで、まだ時間がかかりますので、簡単に書いてみました。多分出来上がった仕様書は、とてもシンプルなものなので、それをご覧いただくと、私が何を作り上げたいのかすぐにご理解いただけると思います。
わからないことは、ご質問くださいませね。

<文責/泉 あい>
GripForum - 報道メディア設立企画フォーラム

|

« ブログを共通項にした異業種交流会 | トップページ | Google AdSense導入 »

コメント

個人の情報の正確さはどこが保証しますか。
いまは2ちゃんねるでそういう体験談が寄せられています。もちろん本当のこともあるでしょうけど、デマのことも多い。と言うかデマのほうが多いでしょう。悪質なものも多い。

それをどうやって食い止めますか。
デマが流れてからじゃ遅い。ひとつひとつのニュースで人の人権が左右される。ダメだったら考える、というのは、やめてほしい。力を持たない庶民としては。

あいさんの事業はやってほしいですが、一つ一つの情報は、すべてあいさんの目で保証されているものでなければ困る。裏を取ったものでなければ困る。でなければ無責任情報になってしまう。それはとても危険なことです。あいさんにとってじゃなく、私たち国民にとって。

情報とは力です。力を手にする以上、火や刃物を扱うくらいの気持ちでいていただければと思います。それは切にお願いしたいです。一つ一つの情報に人の命がかかっていることを忘れないでください。

投稿: 風評被害も | 2005年11月29日 (火) 03時58分

『当事者情報』というのが目にとまりました。Gripブログは何度か見ていましたが、たいしたものだとは思っていますが目線がわたしとは違うので静観してました。今のマスコミ、メディアに期待を持たなくなってずいぶんたちます。一般人がジャーナリズムに期待し、育てる意識が大切だろうと思うようになりましたが、批判ばかり目立ちますね。

二年近くあるブログを閲覧していたのですが、まさにこの『当事者情報』であり、つい最近「あ、これこそジャーナリスト魂」と思ったもので。
〔風評被害も)さんの危惧はわかるし、大切な点だと思いますが、2ちゃんねる・・・というか、たんなる体験談では情報としては危ういと思いますが、たとえばひとつの体験談もトラックバックやコメント欄を繋げていくと情報として価値のあるものになり得ると思います。情報としての価値まで高めることがが出来るの人を育てることは新たにジャーナリストを育てることになる(!)とも思います。

ちなみに私がこれこそジャーナリストと思ったブロガーはホームレスです。『ミッドナイト・エクスプレス・・・』の健次郎さん。ジャーナリズムに必要なのはこういう人だと思います。というより、日本の社会に、かな・・・。

投稿: KIM | 2005年11月29日 (火) 21時53分

↑間違えてしまいました(汗)
『ミッドナイト・ホームレス・ブルー』でした。
http://blog.livedoor.jp/kenjiro45/
さっき沢木耕太郎さんの『深夜特急』を久々に手にしたからかなぁ。。。

投稿: KIM | 2005年11月29日 (火) 22時01分

 現在、ブログの書き手の殆どが、仮名ですよね。
...つまり、何か有った時に、自分は安全な位置に居ろうと、
いつも正直な事ばかり言うとは限りませんよ、と謂うことですよね。
 ブログ主体で構わないとは思いますが 
やはり正確な内容(情報)であることが、絶対的条件、必須条件でありましょうか。
 其の為には、寄稿文に責任性を持たせるの必要があるでしょう。
泉さんご自身のように、本名での『寄稿』は絶対的に外せないかと思いますが、ニックネーム等での寄稿も許すのですか?(そういうことは考えてないと思いますが...)
 本名かどうかだって、果たして本当の名前か否かは、ほんとの処は判らないでしょうが、
其の点を精査する仕組みも必要が有るのじゃないでしょうか。
その様な仕組みが、少なくとも、制度上、構築されつつ在りますよね。

 記事内容に、何処まで信頼性を持たせられるかが、
此の計画が成功するか失敗するかの大きなポイントにも為り得るのじゃないかと思います。
 単なるミーハー的人気ブログ的なブログとしてでなく、報道の一分野として、それなりの存在感のある、自己主張の有るブログとして、為って欲しいと、期待しています。

投稿: けいしゃ | 2005年11月29日 (火) 22時18分

これはプロ登竜門の形ではなく、一般タレコミ情報での
登録のシステムのお話になるのですが(^^;

一般の自由閲覧とは別に、そういう情報の
投稿の際には、会員登録は必須という形で、
管理者の側で、登録者個人情報管理が必用となると思います。(これは、草案にありましたよね。)
その際、登録用のメール・アドレスはフリー・メールは
原則禁止と言う形にして、投稿者はプロフィール開示
(ニックネームは可)で、

投稿の時にアイコン(ここは
判りやすくするためにそうしています。)等で、
この投稿に対する、信頼度自己診断の表明をすると、言う
形にしてみるのはどうでしょうか?

そして、他のユーザーから、【投稿履歴】が必ず
判るようにする。
こうすれば、完全に匿名(通りすがりさんは
無しの方向で)。でも無く、投稿者のプライバシー
の問題もなんとかなりそうなのですが。。。
(2重登録の問題もありますけど、履歴を見れば
似た傾向やクセなどは案外判ったりします。)

現行のシステムが、どのような登録システムに
なるのかわからなかったので、もし、被っていたら
泉さんごめんなさい。
後、自己評価に関してもう少し、細かい案があったりしますので、長くなりますが、
良ければメールで送ります。
では(^^)v

投稿: nosuma | 2005年11月30日 (水) 01時01分

すみません
今夜は激しく眠いので、コメントは明日お返しします
おやすみなさいませ

投稿: ぁぃ | 2005年11月30日 (水) 01時35分

ネットジャーナリズムとして設立されているものとして
こちらはご存知ですか?
一度お話を伺ってみてはいかがでしょうか?
http://www.mynewsjapan.com/index.jsp?cid=12

投稿: yumi | 2005年11月30日 (水) 14時42分

多分これが一番のネックの一つになるのでしょうね。
数年ネットを見ていますけど、この「当事者」というのはとても危険な話なんです。

読者は「当事者」の情報だと無条件に信用する傾向がある。でも、「この事件を見ていました!」と書いていて、あとでその人はそこに住んでいるのではなく、そこに住んでいたことさえない人で、特定の側に都合がいいよう書いていた人だということが分かったり。

だから、第三者が確認する必要がある。現場に行って。
タレコミ情報は貴重です。でも、情報を世に出すには、それを検証する人が絶対に必要です。垂れ流しでいいならみんな2ちゃんを見る。

上でご紹介されたホームレスの方のブログは面白かったです。でも、その方が本当にホームレスか、確認する人が必要なんです。でなければ価値をもたない。

あいさん、または信頼の置ける人が情報を確認してほしい。でなければとてもとても危険です。

投稿: 風評被害も | 2005年11月30日 (水) 18時38分

風評被害も さん
当事者情報は、もちろん編集部を通して掲載されます
私は、編集経験も記者経験もありませんので、実務経験のある方に何をどう判断して掲載するのかガイドラインを作っていただきたいとお願いをしています

風評被害もさんのおっしゃることはとてもよくわかるので、報道による被害者が出ない仕組みを必死に考えているんです
でも、押さえつけ過ぎて自由を失ってはいけないと思います
その狭間で悩み中

投稿: ぁぃ | 2005年12月 1日 (木) 02時20分

KIMさん
ホームレスの問題に関心があり、以前はよく読んでいましたが、私の記憶の中から消えていました・・・
また注目してみます
ありがとうございます

投稿: ぁぃ | 2005年12月 1日 (木) 02時22分

けいしゃさん
私は思いっきり本名ではありません
女性ひとりで取材活動をしていますので、自分を守る意味もあり、本名は公表するつもりはないんです
でも、「泉 あい」という名前でも銀行口座を作ることができました
本名でなくても、私が泉 あいであると社会的に認めていただけたということなんですよね

報道機関でも、必ずしも本名でなくていいと思います
HNも、その人を指す名前であることに変わりはありませんから
但し、掲載を許可する組織の義務として、記事や一次情報を掲載する時は、執筆者個人を特定できる情報を登録していただく事は必要だと考えています


個人を尊重する報道機関ですから、いい加減な情報だと読者からも批判されることになると思います

投稿: ぁぃ | 2005年12月 1日 (木) 02時49分

yumi さん
ジャーナリストの方とお話すると「mynewsjapan」さんの話題は時々上がります
参考にさせていただきます
ありがとうございます

投稿: ぁぃ | 2005年12月 1日 (木) 03時07分

メッセージを一度投稿したのですが、メールアドレスを入れなかったのが悪かったのか、「本人であるかの認証を確認してから掲載します」と書かれたページに飛ばされて、その投稿はどこかに行ってしまいました。

その時に書いた事は保存していませんでしたので、主旨だけもう一度書いてみます。
ネット上での「匿名」の定義としては、こんな考え方もあります。
http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/keijiban/Rules.html#anonymous
>実名や所属を隠し、ハンドルを用いている方であっても、自分の趣味・嗜好を十分に表現している方は「匿名」とはみなしません。

あと「風評被害も」さんと泉さんのやり取りがちょっとかみ合っていない気がして気になるのですが、
>だから、第三者が確認する必要がある。現場に行って。
この部分に関しての答えが泉さんの投稿にはありませんよね。
>実務経験のある方に何をどう判断して掲載するのかガイドラインを作っていただきたいとお願いをしています
とありますが、別に経験がないと分からないことじゃなくて、単純に「その情報が本当かどうかは複数のソースを辿って確認する必要がある」という極々初歩的な話ではないですか。

これは私も書こうと思って、というか消えてしまった投稿の中に書いていたことなので気になるのです。
報道機関を立ち上げると絶対にいつかは出てくるのは訴訟問題です。名誉毀損や事実と違う報道をされた等。これらは金銭での補償を求められる事も多いですが、新聞なんかだと「訂正記事と広告欄を使ってのお詫び」を求められたりしていますよね。新しい報道機関がそういうことを求められた場合、どう応じていくのか泉さんに覚悟を聞いてみたかったのです。
ある記事があった。ところが読者から(あるいは当事者から)「それは事実とは違うのではないか」という指摘があった。じゃあ最終的にその記事に書かれたことが事実であったかどうか適切な内容であったかどうか、検証して裏付けを取りに行く人は誰かという問題です。同時に責任を持つ人も。
既存の報道機関だと調査委員会を設けて検証するところですが、泉さんの報道機関ではそのあたりどのようにお考えでしょうか。

私は、新しい報道機関が大きなものになれば、複数の記者が同じ事件を追うという形式によって見方の偏りや事実無根の記事が書かれる事、また風評被害も防げるのではないかと思いますが、そこまで成熟していない段階での報道機関の場合、最終的には責任者が出ていって、問題提起された事件については責任を持って(取って)追取材するという覚悟が必要であるように思います。
泉さんにその覚悟があるのかというのを聞いてみたいのです。

投稿: Aa | 2005年12月 2日 (金) 15時03分

Aaさん
覚悟はもちろんありますよ
覚悟や理想はあっても、現実に考えて可能なことと不可能なことがあります
不可能な部分をどうすればいいのか、今考えているところで、私自身まだ答えは出せません

法的にご協力していただく人も、これから探しますし、今は作り上げている途中の段階です
急いではいますが、ペースは大切
じっくりとやらせてください

投稿: ぁぃ | 2005年12月 2日 (金) 18時57分

あいさん、「思いっきり本名じゃない」んですね。
でも、考えてみたら当たり前かぁ。ペンネームで活躍している人もたくさんいるし、女性ひとりで取材・執筆活動をしているからには危ない目に合わないための手立ては必要でしょうし・・・新聞記者でもペンネームで社外の雑誌で書いている人がいます。私もずっと昔一度だけ雑誌でペンネームで書きましたが、それっきりです。何というペンネームだったかも忘れてしまいました。

投稿: °&atilde | 2005年12月 4日 (日) 18時50分

 すみません、一つ前の書き込み、発信者が文字化けしていました。「上昇気流なごや」こと、毎日新聞、磯野彰彦でした。どうなるのか、何ができるのか、わからないことがたくさんあるのですが、新しい報道機関がスタートしたら、登録させてもらおうと思っています。ただ、私の本業は毎日新聞の記者で、会社のHPに貼り付けてある自分のブログもあるので、どの程度のことができるかわかりません。新しもの好きというか、泉さんがやろうとしていることが、なんだか面白そうなので、外からぐちゃぐちゃ言うより、末端にでも参加させてもらえたら、と考えています。

投稿: 上昇気流なごや | 2005年12月 4日 (日) 18時57分

この記事へのコメントは終了しました。

« ブログを共通項にした異業種交流会 | トップページ | Google AdSense導入 »