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2005年11月22日 (火)

有名人だらけ

Koizumi2 今日はハードな一日でした。
朝一番でヘアサロンへ行き、髪をアップにしてプチドレスアップ。結構気合を入れて向かった先は、「自由民主党立党50年記念党大会」でした。
11月の初めに、差出人の欄に『小泉純一郎』と書いてある封書を手にした時はビビり、直後には出席していいものかと迷いましたけど、人脈を作るのに良い機会だと思い、行ってみました。

すると、予想以上にものすごい人。もちろん金属探知機をくぐって入場しなければならないし、胸の『SP』というバッジ以上に目を光らせる険しい男たちもいっぱいいました。報道陣の数もハンパない。あっちを向いたら中曽根さん。こっちを向くと海部さん。そっちは森さんに武部さん。歩けば杉村太蔵さんとすれ違い、誰かが私を呼んでいるぅ〜と振り向くと世耕さん。すご過ぎる・・・。自分はどこにいたらいいのやらと、その場でクルクルキョロキョロするばかりでした。
人数は少ないけど、東京フィルハーモニー交響楽団が演奏しているし、オープニングのビデオは、100メートル以上もある壁一面をスクリーンに使っていて「自民党って何てお金持ちなのでしょう」と、改めてその力を見せつけられた気がしました。

何年かぶりの国歌斉唱は、歌詞やばい(非国民呼ばわりしないでぇ)と思うや否や、聞いたこともない自民党歌斉唱。自民党に党歌があることを初めて知って初めて聞いてみました。二期会の腰越満美さんが、君が代に引き続き党歌を歌っていましたが、3番で思いっきりトチり、腰越さんに頼って歌っていた一同は困惑。誰も口には出しませんが、「この状況どうしよう、やばいよやばいよ」と思っていたはず。腰越さんの今後が心配です。(と言いながらしっかり書いちゃいました)

その後は、偉い人のスピーチ。武部さんにはじまり、小泉さん、森さん、駐在英国大使の方、公明党の神崎代表、日本経済連合会・会長さん、宮本亜門さんの順にお話なさいました。偉い人の中では、小泉さんがピカイチでした。顔は上げたまま、力強くわかりやすい。でも、あんまり言葉が頭の中に残ってません。
私の心に響いたのは、自称国民の一人の宮本亜門さんの言葉でした。
「アインシュタインが『想像力は知識よりも大切で、知識には限界がある。想像力は世界を包む』と言っています。全ての世界をどうやって見ていくか、それは政治家のお仕事です。
想像してみてください。(世界の人が)どんな生活をしているのか、どんな痛みを持っているのか。それを考えていただきたい。
善か悪ではない。勝ちでも負けでもない。その差を全部取っていっていただきたい。みんなが本当に理解し合える世界。そして日本というのを皆さんが作り上げて欲しい」(簡略)

心の中で「そうだ!」と叫びつつも、ちょっと違うなとも思う。
勝ちでも負けでもない世界は、政治家だけが作るものじゃない。ひとりひとりが意識するもので、他人任せにしてはいけないと思うのです。
たとえ、みんなが本当に理解し合える世界が完成できないとしても、それに近づける努力を止めてはいけないと・・・。

そこで、やっぱり私の考える報道機関が必要なんだと確信するわけです。
コレ、こじつけじゃないですよ。日常の生活の中で、「本当に必要だわ」って何度も思うんですから。
だって、弱い立場の人の声や少人数の訴えは、既存のメディアにはなかなか届かないでしょう。ジャーナリストたちが小さい声にも耳を傾けたいと思っていても、そういう場所が存在してないと思うのです。
想像することもとても重要なことですが、実際に声を聞いてみることは、実はそんなに難しくはないと実感しています。
例えば、街頭に出て介護保険についてインタビューをすれば、初対面でほんの2、3分しか話していない私の前で、今にも泣き出しそうになっている人がいます。切羽詰っていても、自分からジャーナリストへ声をかけることは、既存マスメディアでは難しいですよね。相手にされないと思ったり、どこへ連絡すればいいのかわからないと諦めてしまうかもしれません。
ジャーナリストにもいろいろなタイプがいるけど、そういう普通の人がどういう状況でいるのかという情報を欲しいと思っている人もいるはず。情報を出し合える場所って必要だと思いませんか。

Taizo ちょっと熱くなってしまいました。話を自民党へ戻します。
最も盛り上がったのは、杉村太蔵さんのお出まし。立党50年宣言の長いセリフをしっかりと暗記して、間違えずに言えたことには、拍手を送りますよ。
でもね、その後ろで笑ってる他の新人82人に言いたい。杉村さんの後ろでめっちゃ笑ってるけど、政治家としての仕事に於いては、杉村さんの影に隠れて油断しないでしっかりやってくださいよ!!

閉会の後は中曽根さんがこわかった。
退場する時、私の目の前をお通りになり、どうせだから写真を撮ろうかと思ったけど、睨まれた気がして止めました。
それもそのはず、森さんの「新憲法草案発表」から中曽根さんの案が根こそぎ抜けていて、ご立腹だったのですね・・・。

Takebe2 さて、お待ちかねの懇親会ですが、動けないくらいの人の数で、人脈を作ることが目的だったのに、どこの誰だかわからない人なので、声をかけるわけもいかず、名刺交換をするチャンスはありませんでした。・・・残念。(ブロガー仲間には出資のお願いをしました)
でもちゃっかり小泉さんと2ショットで写真撮影しちゃった♪中トロのお寿司がおいしかった♪(浮かれてると怒らないでくださいね)

小泉さんと写真が一緒に撮れる行列はすごい人でしたし、杉村太蔵さんもおばちゃんに囲まれて、2人とも大変そうでした。ブロガー仲間が、
「まるで小泉さんがミッキーで、太蔵さんはドナルドダックみたい。
ミッキーにはSPがつくけど、ドナルドはつかないから」
と、うまいことを言ってました。
でもね、小泉さんと一緒に写真を撮ったけど、何だかむなしかったです。
肘と肘がぶつかって、小泉さんの体温を感じるんですけど、目が合ったって話かけたって、表情変えずにただ微笑むだけ。生小泉さんは、お人形さんみたいでした。それは仕方のなかことなのでしょうか。つまんないの・・・。

異空間での経験にテンション上がった後、夕方までカフェなどでクールダウン。
夕方、自称おじいちゃんの元大手新聞記者と会い、草案書について意見を聞きました。
「99%無理だね」だって!!!!!
どうして無理かと言うと、面白いと思わない人はお金を出さないから。
「ジャーナリストと読者が接点を持つ?だからどうなの?ないよりはあった方がいいでしょうけど、暇な人が集まってこちょこちょと何かやってるなって感じでしょうね」だって!!!!!!
多分、草案書がわかりにくくて、私の説明も悪かったと反省するところは反省します。だけど、あきらめません。
「Grip Blog」をはじめた時だって、「全てをオープンにするやり方だと、誰も取材を受けてくれなくなりますよ」と言われたこともあったけど、信じてやってここまで来たし。
ただ、私がやりたいことをどうしても理解できない人にこれからもたくさん出会うと思います。これも現実なのだと知ることができて勉強になりました。

その後、自称男前の現役の新聞記者と会いました。
当初は、記者に40〜50人ほど来てもらおうと考えていましたが、寄稿中心にしようと考えていることを話すと、
「報道機関として力を持つためにはスクープを出す必要がある」
というようなことを言われました。
確かにそうだと思います。私だってお金さえあれば、ジャーナリスト集団のチームは欲しいです。でも、現役記者は高給取りということもあり、現実的に考えると、来年1月スタートでは到底無理だと思うのです。
それよりもシステムを充実させて、ユーザーが使いやすいコミュニティを確立した方がいいのではないかと考えます。

「インターネットはこわい」という言葉を未だに耳にします。
こわい部分ももちろん知っているけど、それが大半ではないということをインターネットユーザーの多くが感じていながら、一部の不確かな情報や誹謗中傷が、ネットユーザー以外に大きな誤解を与えています。だったら、こわくない場所をみんなで確立すればいいじゃん。
確実な情報交換の場にするためのシステム作りは、私と協力してくれる人で行いますから、その場でジャーナリストやユーザーが一個人として意見交換(評価)し合って欲しいのです。

もちろん、一次情報も出したいけど、それよりもこだわりたいのは、既存のマスメディアにはないもの。情報をただ流すだけじゃなく、議論をする場所を作りたいのです。
場所を提供できたとしても、今はまだ深い議論ができるかどうかは疑問です。議論が行われるためには、議論をする力の他にどの情報が正しいのかを判断する力や分析する力が必要ですが、今じゃまだ長けている人ばかりじゃないと思います。だから、先ずはそういう力を確立した方がいいんじゃないかと。
ユーザーが噂に惑わされず、確かな情報交換をしている場があるぞということになれば、自ずとジャーナリストたちは集まってくると思うのですが、どうでしょう。

<文責/泉 あい>
GripForum - 報道メディア設立企画フォーラム

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