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2005年8月28日 (日)

自民党主催メルマガ/ブロガー懇談会の報告②(会話ログ)

このエントリーが書けたのは、参加者の方々がボイスレコーダーを許してくださったお陰です。大変感謝しています。ありがとうございました。
また、参加者の方へ実名等を出してもいいかどうか確認をしました。現時点でOKをくださった方のお名前等を下記へ掲載させていただきます。許可をいただけていない方は、会話ログの中でも匿名にしています。
この後お返事をいただけた方は、随時掲載します。

会話ログは、できる限り忠実に起こしましたが、聞き違いや漢字を勘違いして表記しているものがあるかもしれないことをご了承いただきまして、読んでいただきたいと思います。

【武部幹事長挨拶】
皆さんこんばんわ
(台風なのにようこそお越しくださいましたというような挨拶がありましたが、録音が間に合いませんでした)
台風の影響で安倍代理が間に合わないような感じです。今日夜9時から、新しく立候補する予定者の特訓をする予定だったんですけれども、それも中止することになりました。
しかしこうしてメルマガ作者・ブログ作者の皆さんとの懇談会は決行することができまして、ありがたく思っている訳でございます。
私はあまりITと言ったことには詳しくはないんですが、今度総選挙になりまして、国民の声と言いますか、国民の勢いの力強さ・大きさに圧倒されているのでございます。
当初、候補者を全選挙区に立てると言いましたけれども、私はすぐその後に
「大丈夫ですか?」
と聞かれて、
「いやぁ、時間との戦いだから実際に無理だと思います」
と言ったら後で総理に怒られたんです。
国民投票をお願いするのに、全選挙区に候補者を立てなければ、候補者の皆さんから選択権を奪うことになるじゃないか。どんなことがあっても、全選挙区に候補者を擁立するように。」
その時は総理の勢いに
「はい!」
とは言いましたけれど、それでも『そんなこと言ったって、自分でやってみてくれよ』とそんな想いだったんです。
しかし、世耕広報部長代理が、緊急公募いたしました。862名の候補者があっという間に集まったんです。
一例を挙げますと、北海道の女性枠で、北海道10区で立候補されることになりました飯島夕雁さんという方は、青ヶ島村、八丈島から更に船で3時間。人口は197人だそうです。そこの教育長なんですけど。
たまたまご主人が札幌におりまして、足の骨を折って、お盆の休みで看病に来ていたんですね。そこでテレビを見ていて、小泉総理のことをニュースキャスターなどがあれこれ言っているのを見て腹が立って、『自分でやってみなさい。言うだけなら誰でもできる』と思っていたそうです。
そして、番組の最後の方で自民党で候補者を募集していると出たそうです。直ちに自民党本部に電話をよこしましてね
「私でも応募できますか」
「どうぞ」
ということで862名の中から、経歴書や論文を見まして、20名に絞ったんです。そして私も面接いたしました。
ま、こんな話をしていいのか私自身ためらっておりますが、『野田聖子さんの岐阜県でどうかな』と、私はふと思ったんですけども、諸般の事情から岐阜では出さないということになりまして。
僕は北海道ですからね。見るからにかぐや姫だと思いました。おとぎ話かわらべ歌という感じの人なんですね。
後でみんなと話したんですけど、どうしてこういう人が育つんだろうと思いましてね。小泉総理も会いまして、いっぺんに飯島夕雁さんの虜になりまして、今は必ず街頭演説でこの飯島夕雁さんの話しをするんです。
素晴らしいキャリアの女性候補や、公募で選ばれた26名の候補者を含めまして素晴らしい人材が集まって来ましたけども、私どもは、日本一小さな村の教育長である飯島夕雁さんが応募をされて、その方と出会いがあって、こんな素晴らしい人を選ぶことが出来たということだけでも、今度の解散総選挙の意味というものが大きいなと思っているわけであります。
今、北海道で一生懸命歩いているかと思いましたら、村に一度帰らなくちゃならなくて青ヶ島へ帰ったら、台風で帰ってこれなくなっているそうであります。(一同小さく笑う)北海道では大騒ぎです。
こういったことも皆さん方の媒体を通じて、幅広い国民の皆さまとのコミュニケーションを自由民主党は取ることができるようになったと思っております。
昨日、テレビで私がニュー自民党の幹事長になったみたいだと言いましたら、
「あまり偉そうに聞こえるから気をつけろ」
とある人に言われたんですけど、これは本当の気持ちなんです。総理は4年前に、自民党をぶっ壊してでも改革を進めるとおっしゃったんですけどね。今度の一連の衆議院で可決、参議院で否決、そしてこれで廃案にできない、終らせられない。そうだ、最後に国民の声を聞く機会がある。だから郵政解散だ、総選挙だ。
あれから2週間余りしか経ってないんですけれども、この間に私ども自由民主党が、びっくりするくらい変わっていると思います。だからついつい、自民党の幹事長と言うよりも、何か新党の幹事長になったような気がすると申し上げたわけであります。
今日また、皆さん方とご懇談をいただきまして、いろいろなことについて、また新しい情報や新しいヒントを得られればこの上ないと思いますし、皆さま方の媒体を通じてマスコミュニケーションというよりも、プチコミュニケーション・ミニコミュニケーションと言うんでしょうか。一番大事なのはコミュニケーションだと思いますので、その役割の一端を担って、できればお互いに連帯してこの機会にわかりやすい政治、また国民と共に作り上げる政治、そして21世紀の日本は今伸るか反るかです。お互い5年10年或いは時間がもっと経過した後にも、ひとつの歴史の転換点に立って、我々はそれぞれに頑張ったなぁということを振り返りながら$е◆#▽(聞き取り不能)できればこの上ないと思っている次第でございます。
長くなりましたが、皆様のご参加に改めてまた感謝申し上げまして、一言、党しゅこく(と聞こえる)を代表してご挨拶と致します。
今日はひとつよろしくお願いします。ありがとうございました。
(一同拍手・報道陣退室)

【世耕広報本部長代理による説明】
自民党は、皆さんご存知のように小泉総理は、歴代総理の中ではじめてメルマガを活用した総理大臣でございます。
またブログも、我が党議員私も含めまして、随分たくさんの議員がスタートしております。
今日はグロービスの堀さんもおいでですが、昨日発表されたYES運動のようなネットを使った政治参加運動も、自民党はこれから積極的にサポートして行きたいと思います。
そういう意味では、今回皆さま方に、我々の今回の選挙に臨む姿勢とか皆さんからの質問を率直に受け止めさせていただいて勧めて行きたいと思います。
武部幹事長はさっき
「インターネットでメルマガやブログをやっている人をどういう風に対応すればいいんだ」
というお話をいただきました。記者会見のつもりでやっていただければいいと。
アメリカではもう大統領選挙で、プレスパスをブロガーの皆さんに渡しているという例もございますので、そういう感じで臨ませていただきたいと思います。

(資料の説明)

【質疑応答】
世耕広報本部長代理「今日は、我々記者懇談のつもりでやらせていただきますので、皆さま方からいろいろ自由にご質問いただいて、武部幹事長の方から率直に答えてもらう。
そんな感じで進めさせていただきたいと思います。どうでしょう。皆さま方の方から発言ございましたら、よろしくお願いします。」

堀 義人さん「先ず最初にお礼を申し上げたいと思います。ブロガーを集めてのこういった会合は画期的なことだと思いますし、自民党は変わったという印象付けるのによかったと思っております。
今日の日経新聞の夕刊にも、YESプロジェクトというのが大きく載っているんですが、157名以上の企業家が集まって、『選挙に行こう。もっと発言をしよう。改革をしよう』と呼びかけていて、今日3時間で既に1万ヒット以上が来ている。今日中だと10万超えると思うんですね。
これだけ多くの方たちが関心を持っていると。
ところが問題点がひとつある。おそらく世耕議員も感じていると思うんですが、当初やりたかったのは『政治家比較.com』
つまり、よくテレビを見ていても堀江社長と亀井さんしか出ないと。僕らはそこには選挙権がない。
ところが僕らの選挙区に関してどういった政治家が出ていて、そういった政策を持っていて、どういった学歴があるかということがわからないんですね。
日本地図を描いて、クリックすると選挙区が出て来て、選挙区情報に関しては誰が立候補していて、彼らが政策を述べて、それに対して質問をしたりとか意見交換をやろうと考えて、『セイジカヒカク.com』というURLを取ったんですよ。
ところが、これをやろうと思うと、どうも公職選挙法の関係で、できないということなんですね。
その後、立候補している政治家の方々をどうも身近に感じられないし、せっかくこれだけインターネットが広がってブログがこれだけできるのにも拘わらず、私はこの立候補者を押すということは書けないし比較もできないということなんで、今の日本に於いてブログやメルマガを進めていく上では公職選挙法が壁になっていると思いますので、改正を是非ともお願いしたいと思っていますし、ブログも含めて活用できるようになったらいいなと思っております。

武部幹事長「へへへ・・・マニフェストは、一昨年の11月の選挙ではじめて法律を改正してやったんですよね。
その時から、正直申し上げましてマニフェストそのものに我が党の所属国会議員は抵抗がありましてね。そんなものをいちいち読むのがいるのかと。読むのがいるのかと言うのは、国民の間に読むのがいるのかということじゃなくて、立候補する者の間で読むのがいるのかと。こんな感じの発言でした。
しかし、それはダメだと。私実は、一昨年11月の総選挙のマニフェストなんです。その時も残念ながら、国民に徹底したマニフェストが行き渡るような抵抗感もあったんです。
だから、あえて言いますと今度の郵政民営化、賛成か反対かということを問うその後には、そういう新しいこと、当たり前のことに対する抵抗感があったわけです。
結論から言いますと、今の提案については、積極的に受け止めていかなければならないことだと思っておりますが、次の選挙でどの程度できるかですね。
今度自民党が選んだ新人80数名、今総理とも話していただんですけど、『みんな当選してくれるのはいいが、どの様に調教していくかな』と。調教という言葉は適切じゃないんですけどね。どの様に指導しまとめて行くかというようなことが話題になるくらいに、本当にすごい人たちが候補者として選ばれていると思います。
そうした方々が当選してくることによって、自民党も変わるし永田町も変わると思っていますから、そういう意味では、少しそういった方々が数多く当選してくると、ただ今のご提案の実現性は一歩二歩と近づいてくると思います。私は努力したいと思います。
ただですね、私がひとつ付け加えて言いますと、特にテレビのワイドショー番組みたいなものは、非常に意図的なものがあったり。やはり情報というものは、正しく伝えていただいて、率直な意見をそれぞれ言ってもらって、それを受けての人がそれぞれ率直に感じたりして、そして集まったものがみんなの考えだと、こういう形であるならばいいんですけれども、私の率直な感じでは、なかなか。
私はBSEで苦労しているんですよ。BSEで苦労した大臣でしたね。
東京埼玉の小中学校で800校、牛肉を給食に使っていません。そういうことを思うと、全頭検査をやったりいろいろとね。リスクコミュニケーションが必要だと言って来たんです。リスクコミュニケーションのことを大臣の時にはかなり強調したんだけれど、そこんとこはちょっと抜けてたんで、食育基本法だと。
食育基本法というのは、リスクに対して食の問題は大事ですからね。人間の命と健康に係わることですから、食に賢く立ち向かっていくと。
昔は、私北海道ですから、ホタテのウロ(?)は食べないとかね。或いはお魚でも少し匂いがすると、砂糖と醤油でぐつぐつ煮るとか、焼いて食べるとか。
リスクに対して賢く立ち向かっていくと。消費者の側にそういう消費者教育と言いますか、情報伝達、コミュニケーションがなされていないので、今のままどんどんいろんなことを言ってると、北海道弁で『はばける』吐き出すということです。食べ切れなくて吐き出すということです。
そういうようなことを私はちょっと懸念します。
情報がどんどんどんどんいろんなところから入ってきますと、それを選択したり選別したり整理したりすることが、どの程度可能なのかなという思いがありまして、その辺のところはよく調べた上で。
しかし、基本的には、大事なことだと思いますね。
答えになっているかどうか・・・。

世耕広報本部長代理「ちょっと補足しますと、我が党でもネットの解禁というのは頑張っています。HPそのものは候補者は今までだと閉じなくてはいけなかったんですね。それを今から4年くらい前、我々当時の自治省と大変な議論をして、直前まで更新ができて、そこから以降は開けたままでいいよと。
これはもう大変な法律論争をやったんですけど、そこまで持っていったのは実は自民党なんです。
もっと自由に我々主張していますが、我が党の中で非常に心配の意見が出るのは、誹謗中傷が行われるんじゃないかと。
選挙今回12日間なんですけれども、それが最後の3日間ぐらいでバっとなされた時に対処のしようがないじゃないかという意見が出ております。
ただ、皆さんのように真面目に取り組んでいただいている方に、選挙にコミットしていただくような機会を何か作りたいなという想いでおります。
これは志は一緒でございますから、頑張って行きたいと思います」

武沢信行さん「経営者向けのメールマガジン『がんばれ社長!』をやっております。愛知県から来ました。
今の堀さんの発言に対してあいのりをさせていただきたいんですが、政治家の政策の論争というのは聞いていて非常に参考になって勉強になるし、必要な情報ではあるんですが、思い切り各論に入り過ぎて比較をする余地がなくなっちゃうという場面によくテレビでも遭遇します。
できれば、個別の『政治家の政策を比較する.com』プラスこの政権、この政党が5年後10年後何を目指して、どっちを向いて頑張っているのかわかるような何かマニフェストの上にあるようなものをお知らせいただければ選びやすいかなと思いますが、いかがでしょうか。

武部幹事長「全く私は同感ですね。前回の選挙の時のマニフェストは、そういうことを想定して作ったつもりなんです。
私は局部的・局所的というのは、必ずしも良いことでないと思います。
自民党に『日本夢づくり道場』というのがあります。私は自民党の国会議員に道場が必要だということで、道場を作っております。
最初に来てもらった講師は、井上新甫さんという陽明学者です。2回目の講師は孫正義さんです。3回目は京セラの稲盛和夫さんなんですね。
どうしてこういう講師を呼んでるかというのは、テクニカルとか今のお話のような各論だとか、僕の頭では理解できない横文字で耳にどんどん叩き込まれてね。
また若い人たちなんかうまいですよ。でも大事なのはひとつの世界観とか国家観とか社会観とか職業観とか人生観とか、そういうものをしっかり学ぶと言いますか。
私、こないだ堀江さんに会ってね、彼と話しをした時に、『堀江君、徳性を身につけるということは大事だよ。経済は経済の合理性でいいかもしれないけど、政治はそうじゃないんだ』と。
だから松井選手もイチローも、野球が上手とか技術がすごいということだけではない。井上新甫さんという陽明学者が言ってた。つまり挫折したり頑張ったり、血と汗と涙の滲むような苦労を経てスランプに陥って、努力に努力を重ねて、ある日1本のホームランが打てるようになった。
それは特性を見つけるということ。政治家はそういうものが大事だと思うよと。物知りじゃだめだよ。物知りだったらたくさんいる。
特に政治っていうのは、説得納得の関係だと。説得力がなくちゃいけない。納得してもらわなくちゃいけない。
そういう意味では、おっしゃることは私はよ〜くわかるんです。僕なんかあまり知識情報はそれほど良くないもんですからね。どちらかと言うと心で勝負するタイプですから。見てわかるでしょ?
世耕先生と僕を見比べたら、僕は知床半島の田舎で生まれた男ですからね。
だけど、田舎で生まれたからとか、朴訥であるとか、しゃべり方が上手でないからと言って、人間的にだめだということはないですよね。人間的にふか〜いものを持っている人っちゅうのは、大学なんか出てなくたって、義務教育しか出てなくたって、いろんな仕事を通じて人生を通じて良いものを持っている人たちがいるわけですね。
政治というのは、どちらかと言うと役人と違うわけですからね。脳にも右脳と左脳があるように、どちらかというと私も正確に知ってませんけれど、右脳が優れたタイプの人が良いんじゃないかと。私は左脳の方が優れてませんから意識的にそう思うのかもしれませんけどね。
おっしゃる通りなんです。皆さん方のようなブロガーとかもその辺のところが評価できるのかなぁと。
僕も堀江君に2回会いましてね、2回目は最初2時間、途中抜けて最後に1時間。最後に会った時は少年の顔をしてたんですよ。本当ですよ。まぁ、これはいろんな評価があると思いますけれど。
僅かの時間の間でも、人間変われるんですね。目つきも顔つきも変わって来るんです。
ですから、そういったことをぜひ皆さん方、媒体を通じて評価したり使ったりできることであって欲しいなと思います。
今のお話は、私は『我が意を得たり』という感じでして、しかし難しいですよね。やっぱりディベートの上手な世耕先生もいりゃ、竹中さんたちの方が私より遥かに良い政治家なのに、見てしまう人いますからね(一同小さく笑)。
長くなって申し訳ありませんけど、これ本当に大事なテーマだと思いますよ。だから私は道場を作って、陽明学者を呼んだり話を聞いたり。
話をするだけで終るので、本当はこの次合宿したいと思っています。
答えになってないかもしれませんけど、大事なこということだけは認識してます。」

泉 あいの質問(以前のエントリーで書いたので省略)

丸山秀太郎さん「よくわかっていないんですが、今おっしゃっていただいた通りに中立的な立場で、郵政民営化法案でこれだけ意見が分かれるということは、メリットもあればデメリットもあると思うのですが、デメリットに関してどの様な認識でいらっしゃるのかということと、デメリットとして、今回の郵政民営化法案では中途半端な自立なので、天下り先を作るだけだと意見を耳にしたことがあるんですけど、それに関してもどうかというその2点について聞かせてください。」

武部幹事長「世耕先生が詳しいと思いますが、メリット・デメリットという分け方は難しいと思います。私どもは、簡素で効率的な小さな政府を目指す、その第一歩と。そして民間指導の自立経済型社会を作る。これは一人一人の創意工夫を活かした生活○○重視(聞き取り不能)の社会だと。
反対の人たちは大きな政府容認で官指導を認め、箸の上げ下ろしまで規制がある社会は止むを得ないと。そうして私流に言えば、役人○○容認(聞き取り不能)だと。
行政の役割は、今までは事前規制型と言いまして何でも民間人が力なないとか悪さするとか、そういう前提でこまか〜く法令を作っていたんですね。そういうのは止めようと。
これからは、とにかく自己責任原則で好きやってもらおうと。しかし、でたらめをやったら退場願うという自己チェック型と、全部そう繋がって行くわけです。
ですから、私は郵政民営化は¢◆@☆ё▲(聞き取り不能)デメリットはないと。ただ、いっぺんに行きませんからね。2017年4月から完全な民有民営にして行こうということですから、経過措置があるんです。
だけど、僕は民営化がはじまったら、どんどんスピードアップして行くと思いますよ。JRも早く政府の持っている株を全部出せと言って来ましたよ。だけど、JR東で100社くらい関連企業があったんですけど、今500社くらいになってるんじゃないですか。
だから、いろんな企業が興って来るから、郵政3事業以外にいろんなことができるようになりますからね。私の地元の方でサロマ湖郵便局なんていうのは、僕はB&Bをやれと。ブレックファスト&弁当でね。朝はサロマ湖のアスパラだとかホタテだとかね。そういったものをやったらいいでしょうと。
私の友人に住職がいましてね、『郵便局で納骨堂をやったらいいと思うんだけど』って俺が言ったら『それは人間圧迫だ』と言って怒られましたけどね(一同笑)。『お前んとこがやればいいんだ』『ああ、そうだな』と。
年寄りが多くなりましたから、うちの納骨堂、火事が出ないか心配だなと話したりしましてね(笑)。
要するに、民営化するといろんな発想が可能なわけですね。発想だけじゃなくて、それを実行できる。そういう意味ではメリットはありません。(デメリットの間違い?)
天下り先を作るとか何とかっちゅうのは、あまり意味がないんですけどね。私、天下りという言葉だって、一義的に考える必要はないと思いますね。天下りっていうのは、役人のための再就職先を作る。
だけど民営化したら、能力のない者、企業の役に立たない者は、なかなか天下りなんちゅうのはできなくなるんじゃないでしょうかね。
そういう意味で、これから少し各論に入って行けば、わかってくるのかなぁと。
年金改革って民主党が言ってるけれど、いつからやるのか、財源はどうするのかわからないですよね。
これから我々はどんどん挑んで行きます。何も年金の議論を避けているのではないです。郵政民営化と年金、社会保障制度改革、行財政改革、公務員制度改革、官のリストラ、それから地方分権改革。
全部こういう風につながってくるんですよってなことを、どんどん選挙を通じて訴えて行きたいと思っています。」

奥山篤信さん「平河総合戦略研究所の奥山と申します。真性保守派なもんですから、実はメルマガを1週間に1回金曜日に出しているんですけれど、結構自民党に批判的なことを書いているのにここに呼んでいただいて、非常に自民党の許容力の大きさを感じまして(一同笑)、呼ばれたことを光栄に思っております。
私は最近知ったんですけど、岡田民主党というのが、その民主党の綱領か何かに主権の移譲というのがあるんですね。何のことかと思ったら、多分国連に日本の主権を移譲していく。或いは中国に移譲して行く。岡田さんの場合中国ではないかと(本人冷笑)。国会の執拗な靖国の質問を見ると、中国に日本を売っちゃうんじゃないかと、私はそういう民主党に対して危機感を持ってまして、今回絶対に岡田民主党に勝たせてはならないと。それに日本など国家主権の回復さえ戦後未だにできてないんです。それで移譲など滑稽のきわみですな。
そういう観点から自民党並びに保守派が圧勝することを願っておるんです。

ただ今回の選挙でいう郵政賛成か反対かという論点に関しては、ここで批判してもしょうがないんですが、ちょっと私は異論があるんです。それはさておいて、僕はホントは真性保守が結集する政界再編成を期待してるんです、民主党の中にも保守的な方がいらっしゃるし、自民党の中でも社民党のような方がいらっしゃる。 むしろここで振り分けるなら、政界再編成だと私は思っているわけです。大体主権移譲どころか、戦後我々には国家主権はいまだに完全に回復していないようなもんです。 そういう日本の国家主権をはっきりと打ち出すような自民党な方々、それから民主党にもそういう方がいらっしゃるんです。それらをあわせてマジョリティーを取って、外敵に囲まれている日本が、今一番やらねばならないことがいっぱいあるんです。拉致問題も、靖国の問題、領土問題もそうですよ。 それからスパイ防止法案制定とか、非常に急がれると思うんですよね。郵政の賛否ではなく、そういうことが争点として、そういう形で選挙が行われて、日本の国家主権を重要と考える国家観を共有する勢力が圧倒的多数を占めて日本を変えていくということが、本当は私が望むところなんです。
実際自民党で郵政に反対し、そのふるいに落とされた無所属の方、脱党された方々に非常に私と共鳴する真性保守主義者がおられるんですよね。
僕は、その人たちは絶対に当選して欲しいという気持ちがあるわけです。
そういう方々と自民党とさらに民主党の保守派を合同するのが、将来の自民党の形じゃないかなと思うんです。保守政党としてね。
むしろ振り落とすべきは自民党内の社民党。隠れ社民党がたくさんいるわけですよね。そういう人たちを振り落として、真の保守主義を集めるというのが僕の理想なんですよ。
この話は今日のITの話とは場違いでそぐわないかとも思うんですけれど、せっかく呼ばれたからさせていただきました。
一言ご意見お伺いしたいですね。」

武部幹事長「自民党に集まる人材は、いろんな人がいた方が良いと思います。私は思想信条というのは、なかなか難しいと思いますね。
だから世界観とか国家観とか社会観とか職業観とか人生観とか、大枠の中で党の理念とか綱領とか政策とか、そういったものはきちっとしなきゃいけませんが、その中では幅広い人材、年長の方もあっていいでしょうし、若い方もあっていいでしょうし。
そういう意味では、女性枠を作るというのは、なぜ。逆差別じゃないかと。現実問題、女性が随分多いのに、政治に参加するという道は狭いですよ。
だから、特に少子高齢化社会ということになれば、女性の意見を党内論議の中に少しでも反映させるために、比例というシステムがあるわけですから、これを活かして女性に政治参加を促すという道を取ったんですけどね。
答えになってないかもしれませんが、これは私の考えですけれども、私もどちらかと言うと原理主義者に近いところはありますけれども、きちっとした理念政策、或いは綱領はなくてはなりません。
しかし、集まってくる人材はより幅広くて良いんじゃないかと思っています。
また、政界再編の話がありましたが、自民党がこれだけ追い詰められて造反された議員を公認しないという辛い措置を取りましたけど、ここできちっと決別して新しい自民党を目指していくという果敢な行動を取った結果、この後どういう選挙結果になるのかはわかりませんが、民主党は雑居型政党だと(笑)自民党以上だと私は思いますから、必ずあそこは再編のうねりが起こりますよ。
普通は野党が再編のうねりを作って与党にプレッシャーをかけるんですが、幸か不幸か自民党の中で、行き着くところこうにしかならなかったというところまで行ったんですね。もうどん底状態まで行ったんです。自民党解党の瞬間だったんですよ。
そこで、我々も決断したわけです。そこで必ず選挙が終ったら、民主党の中で起こってこなければおかしい。この様に期待というか、必然的にそうなるだろうと見てまして、もう少しお互いにこれからの動きを見守る必要があるんじゃないかと思います。
何も仕掛けなくても民主党は、崩れる方に動いて行きますよ。だいたいこれも余計なこと言って顰蹙を買うかもしれませんが、必ずこういう時に小沢さんが出てきますね(一同笑)。
小沢さんは、田中角栄さんの秘蔵っ子ですからね。だからやることはだいたい想像できるんです。なるほどこう来たかと。
これはやっぱり政界改変の特効薬というか、助長剤の役割をしてくれていると私は思っていまして、そういう心の準備をして、この選挙を戦い抜いて行きたいと思っています。」
[注:奥山さんは保守原理主義という原理主義を本当の意味での保守(社民党のような議員が自民党という保守政党の中にいることもあり、最近保守といっても似非保守が多い)を強調するために使われましたが、この原理主義はイスラム原理主義などから、一般読者が、独善排他主義やテロリズムを連想する怖れがあり、人聞きが悪いので、発言録では真性保守主義に変えて欲しいとの依頼がありました]

世耕広報本部長代理「武部幹事長、そろそろ比例の候補者選びの作業がありまして、一旦武部幹事長はここで・・・」
武部幹事長「どうしても僕に何か・・・」

花岡信昭さん「選挙の予測をひとつ。それくらいの勝ち方で」

武部幹事長「いや〜これはわかりません!これから僅か2週間くらいで1年も2年も経ったような感じさえしてるし、一晩か二晩しか経っていないような気もするし、わかりません。
私はやっぱり国民を信じ、国民と共にという考え方を小泉さんと共にブレずに行きたいと思っておりますが、はっきり言えるのは、自民公明で過半数・・」

花岡信昭さん「かなり低いハードルですよね」

武部幹事長「いや、そんなことないと思います。過半数取らなかったら総理は辞めると言ってるんですから、小泉さん辞めてもらったら困りますから、過半数だけはしっかり維持したいと思っております。ええ
正直言って、当事者の我々も読めません!(一同笑)。ただ本当に、公募したら860何人が集まるね。こういうことははじめてに経験ですから。
よく潮目が変わったって岡田さんは言いますけど、公示に至るまで今の動きが続くならば、本物の流れになるのかなぁと思っています。
公示になれば、各候補が選挙区で一斉に論戦をはじめますから。まだまだわかりません、はい。」

職員が武部幹事長の名刺を配り、「幹事長に物申して来たって」と武部幹事長が笑いを取りながら退場。

世耕広報本部長代理「他にご質問がありましたら、私の方でお答えさせていただいて、その後せっかく今日こういう中来ていただきましたから、我が国の権力の象徴であります我が党総裁室へ皆さま方をご招待しようと思います。」

西川 潔さん「ネットエイジの西川と申しまして、インターネットビジネスのベンチャー育成を8年ほどやっています。5年ほど前にビットバレーという騒ぎを起こしたのは私でして、その節はお騒がせしました。
今回の選挙は、急にこんなことになって、あまり勉強していなかったので、正に今のITを利用してブログを検索したりして、いろいろな人の多様な意見を短期間に見て、自分なりの意見を作ることができました。
これは、今までの新聞を単に読んでいるだけとは全然違って、本当にいろいろな人のいろいろな視点をぱっと読めるというメリットが今はあるわけですね。
だから、若い人で政治に関心がある人はみんなそういうのを使っていると僕は思っています。
その中で僕なりの結論は、郵政民営化賛成です。なぜかと言うと、これの本質はマクロ資金還流の流れを変える。簡単に言えば郵貯・簡保という巨額なお金をもっと民間が使う風に流れを変えるっていう大きなビジョンは、絶対良い。
なぜかと言うと、僕らみたいなベンチャー育成なんて言うと、そちらにも回ってくる可能性もあるわけですよ。
でもそこで、いろんな意見をブログなんか見て、ひとつだけわからなかったことがるので、お聞きしたいのは、350兆円ものお金を今までは財務省の理財局というところが数十人で運用していた。
運用していたと言っても、多くは国債を買ったりということだったと思うんですけど、今後は民間に移行したら誰が運用するのか。本当に運用できるのか。どういうポリシーで誰が運用するのか。
いわゆる民間になれば、いちばん利益の出る原理で運用されるんだとは思いますが、その中で本当にそういうスキルを持った人が、郵政公社の中にいるのか。
その辺が心配だったというのがあります。それはどうされるのかというのがお聞きしたかったんです。」

世耕広報本部長代理「当然、今民営化されるとだいたい340兆になります。郵貯・簡保で4大銀行と4大生保の合計額と同じ金額になるんですが、これが全部今は官の世界で回っている。
竹中さんに言わせると、その内35兆ぐらいは民間に回したいという話になっております。
ただおっしゃる様に、その時に運用をどうするのか、或いは与信、例えば融資する時に与信管理をどうするのかというのは大きな問題です。
実は今も自主運用というのは一部やっているんですね。指定単とかいう形で運用してまして、そういう意味では郵政公社の中にも運用のプロというのは育てつつあります。
まだ資金規模から言って、はっきり言って微々たるものですけど意識をして急速にやっていますし、後はヘッドハンティングで連れてくるとか、これだけの規模になって逆に運用のプロから見たら魅力的な資金だと思いますので、そういう形で人材を確保していくということになるのだろうと思います。
私は、いきなり竹中さんが言うように35兆いっぺんに出るわけがなくて、徐々に徐々に最初は1兆円前後のところから出て行って、だんだん民間に回りだして行くという形になって行くんじゃないかと思っています。」

近藤淳也さん「株式会社はてなの近藤です。30万人ほどのユーザーのコミュニティをやっておりまして、今回総選挙はてなということで各政党の仮想株式を仮想のポイントで取引して、価格で競うというのをやっています。先ほど見てきたら、自民党さんがいちばんという形になってますけど。
いろいろな技術の進歩の中で、いろいろな情報データの手法がどんどん出て来ていると思うんですね。ブログも然りと思うんですけど。
小泉さんのメルマガの話がありましたが、先ほどマニフェストがわかりにくいというご意見もありましたけど、党内での議論なんかをもっとオープンにしていただいたりとか、実際にそのようなブログを作るなんてことは、技術的にはかなり簡単だと思うんですけど、そういった情報公開をメルマガ以上の方法で今後される可能性があるのかどうか。
もうひとつ望まれるのは、実際に市民から意見が言えるという逆の方向の情報の伝達みたいなことが、今後あるのか、言えるのであればお聞かせいただきたい。」

世耕広報本部長代理「先ず1点目の党内の議論ですかれども、このビルを見ていただくと会議室がたくさんあります。ここもそうですし、あと7階6階5階とズラ〜っと会議室が並んでるんですね。
自民党の国会議員って、ニュースに出る時は、夜料亭から赤い顔して出て来て、黒い車に乗っていくところしか出ないんですが、実は毎朝8時半ぐらいから、ここでいろんなテーマについて全て部会とか小委員会という形で議論をしてます。
私も実は、その議論を国民に見てもらったら、政治家に対するイメージが相当変わるんじゃないか。
実は郵政公社の民営化でも、郵政民営化に関する合同部会っていうのを本当に1年間毎週定期的にず〜っと全国会議員が参加できる状態でやってきてる。その議事録たるや大変な内容なんです。
それをもっと国民に見てもらえば、政治に対するイメージ変わるんじゃないかということで、私実はマルチメディア局長というのを一時期やっていたことがありまして、自民党のウェブページの運営をやっていたんですね。
責めてウェブで議事録を出さないかということをやったんですけど、逆にクローズの世界だから意見が言えるって言う人も結構いてですね。
これが全部オープンになるんだったら、ちょっと言うことが変わってくるっていうような意見がありました。(一同笑)
或いは、動画がだいぶ出てきてますから、動画でどんどん部会を見てもらえるようにしたらどうだと言ったら、それは逆に国会議員というのはカメラに映るの大好きですから、みんなが発言したがって収拾がつかなくなるんじゃないかという話も出まして、なかなか党内の議論を完全にオープンにするところまでは行ってません。
ただ、今我々がやっているのは、自民党のHPでは、少なくとも朝どんな会議があって、だいたいどういう議論が行われたかと要旨まで何とかお見せするというところまでいってるんです。
ここをもう少し頑張って、私はともかく全部見せたい方なんですけど、なかなか党内的に反対論が強いというのが現状でございます。
あと意見が言える仕組みというのは、1回やったんですね。私がマルチメディア局長の時に『ご意見どうぞ』というのをやったら、95%ぐらいが誹謗中傷と言うか、とても読んでいられないようなメッセージが大量に来ていて、職員が悲鳴を上げて閉じてしまった。
今もメールは受け付けていますから、そういう意味ではメールの傾向とか、その中で特質すべきものがあった時は幹部に見せるっていうことは今もやってますけども、なかなか全部の意見をきれいに受け止める仕組みっていうのは、我々自身も苦労しているところです。
ただ、私自身ブログも数ヶ月やってるんで、ブログって結構真面目に育って行くメディアなんじゃないかな。ネットの持っているいやらしい変な部分ていうのをどちらかと言うと乗り越えて、きちっとしたメディアとして育って行くのではないかなと思っています。その辺の研究は鋭利に進めて行きたいなと思います。

緑川賢司さん「【ミナログ】製造業社長の逆襲というのを書いています。緑川と申します。質問と言うか提案と言うか、お願いに少し近いかもしれないんですけど、さっき言った通り僕は製造業なんですよね。今製造業がものすごいぐらいかわいそうな立場になっているような気がするんですよ。
と言うのは、僕も実際3年前にリストラされて、会社興して何とかやっているんですけど、なんでそんなことになっているのか。また、将来製造業がもう一回昔の技術大国じゃないですけど、そういう風になるためにはどうしたらいいかというのを僕なりに考えてはいるんですけど、それをちょっと聞いていただきただくて考えて来ました(一同笑)。
先ず、いずれ増税はされますよね?消費税なり、いろいろな意味で。それを例えば税率を上げるのではなくて、税金を取る機械を増やすと。つまり、物の売買の機会を多くするというようなことで考えた場合、今安い物と高い物は売れるんですけど、その間の物が何かよくわからないけど売れないと。
これが、僕が思うには、商品に魅力がないというのもあるんですけど、昔おじいちゃんおばあちゃんに言われたのは、『贅沢は敵だ』
これはつまり、お金はなるべく使わない方がいいよ、必要なものだけ買いなさいと。でも今の日本の状況を考えると、国の借金が700兆超えてますよね。それに対して国民の貯金が1400兆ぐらいですか?ですよね。
言ってみれば、貯蓄の方が敵だと思うんですよ。これを国内で使ってくれれば、全然問題なく経済としても回るし、税金取る機会も増えますということが考えられないかな。
その魅力的な製品を作るべきである製造業というのが、非常にさみしい状態。具体的に言えば、銀行の対応であったり行政の対応であったり。
銀行だったら、製造業が集金をする場合、半分以上が約束手形でもらいます。これは120日とか150日とか180日のサイドでもらってしまうと、半年近く現金にならないんですね。運転資金には回せないと。
その運転資金を調達するために、銀行に割引をお願いする。割引手数料が引かれた金額が入ってくるんですね。
つまりそこで、製造業が本当にもらうべき利益というのを銀行が持って行っちゃってるんですね。
何のために製造業が仕事してるんだ。
それともう一つ行政サービス。例えば、製造業が新しいものを作ろうと研究開発した場合の助成金制度はあるんですけど、ほとんどが単年の予算で組まれています。しかも後払い。
製造業がアイデアを持って何かを作ろうと思っても、それが出来上がって認められて、領収書を持っていかないとその金額くれないですよね。最初にお金をくれる行政はほとんどない。
という状態で、今製造業がものすごいかわいそうな立場に立っていると実感していますので、ここら辺を自民党さんにお願いするというのも変なんですけども、ぜひ製造業をもう一回盛り上げるために、良い政策と言うんでしょうか、行政サービスを含めて考えていただきたいと思います。

世耕広報本部長代理「わかりました。貴重なご指摘をいろいろいただいたと思うし、我々もかなり物づくり立国というのは、いろいろと考えてます。いろいろな視点からやってます。
先ほど申し上げたように、いろんな会合でいろんな人を呼んで現場の人に来てもらったこともありますし、視察にも行ったりもしてます。
いろんな政策を考えてます。税の面でもやってますし、いろんな助成の面でもやっとりますし、技術せいさくの面でも、いろいろな点でやってますので、その辺緑川さんからも今日いただいたご意見とまたブログも見させていただいて、そういう提案を積極的に取り上げて行きたいと思います。
物づくりが日本は基本だと思っています。これをどうやって維持していくかというのが、この国の生きていく大元だと思っていますので、しっかりとそこはやって行きたいと思います。

五十嵐佳則さん「35000部メールマガジン、トークに使える日経ネタというのを配信しております五十嵐と申します。今日は名古屋から自腹でやって参りました。(一同笑)。
私は30代前半なんですけど、一番気になっている部分として、政治家の皆さまが50代60代の方が多くて、政治の論争としては、郵政民営化の次に年金が来るような向きが多いかと思うんですけど、私のような30代前半の想いとして、少子化というのが一番大きな問題じゃないかなと。
先日も厚生労働省で、これから人口の減少がはじまったというのがあったと思うんですけど、少子化について今日の新聞を見ていたら、公明党さんが最初の育児一時金を50万円にすると発表されているんですけど、それを100万円くらいにして毎月1万円くらい奮発するような根本的な大きな少子化対策をやって行くべきなのではないかと思うんですけど。
世耕さんもかなり若い方だとお見受けするんですけど、若い方が少子化に向けて真剣に考えるというような話をお聞きしたいなと思います。」

世耕広報本部長代理「実は今、安倍さんを中心に少子化対策のプロジェクトチームを作って政策を出して行こうと思っています。
ただ、少子化対策というのは、何かの特効薬があって、それを1個やれば解決するという問題ではないと思っていますし、また、よくお金のことを言われるんですけれど、必ずしもお金じゃないんですね。
お金があれば子供がたくさんできるんであれば、割と日本が貧しく厳しかった時代に子供がたくさんいたという辺りがなかなか説明できなくてですね。
やっぱり教育からはじまって、いろんなことをこまめに取り組んでいかないといかんと思ってます。
実はそんな大規模な政策というよりも、小さなことを少しずつやって行きたいと思っております。
例えば、晩婚化が進んでおります。その原因をいろいろと見ていくと、地域社会が崩壊しているということが大きいんですね。昔は、世話焼きのおばさんがいて、独身の男の子とこの女性はどうだろうかとバンバン結びつけてくれて、お見合いという仕組みが日本にはあって、それは地域社会と連携した形があって、結婚というシステムが非常に進んでたんですね。
今、晩婚化というのをデータで見ると、お見合いがなくなった分きれいにその分だけ減っているんです。その辺を何か正にネット社会を前提とした新しいマッチメーカーの仕掛けを考えていくというようなことも考えて行ったらいいと思いますし。
あと例えばこれもちょっと変な話になりますが、無痛分娩ですね。無痛分娩に関しては、日本では非常に偏見が強くて、まだ『自分のお腹を痛めて産んだ子じゃないと愛情が湧かない』とか、そういう話があるんですね。
その辺無痛分娩を普及させることによって、出産への負担感を減らして行くとかですね。奥山さんなんかはあんまり賛成じゃないみたいですけど(笑)。
いろいろな声を拾い上げながら、どっちかと言うと大きなお金をボンとあげるよという政策よりも、ちっちゃ〜いいろんな問題点を解決していくことしかないんじゃないかなという風に思っております。
それをしっかり我々は、細かい政策をいっぱい入れていますけれど、追加する形で政策を作って行きたいなと思っております。」

Bさん「大阪から来ました。私が質問することは会社のことと関係ありませんけど、昨今少年、若い中学生とかの残虐な事件が起きていますので、教育問題をもっとね。
私たちの時代は道徳という教育がありました。今はどんな風になっているか、子供が学校を出てしまってわかりませんけど、もっと子供に命を大切にするということをね。
私には32歳の長男がおりすのでね、ゲームとかに汚染されて、また生き返るとか短絡的な考えを持った子供さんが増えてきている?
こちらにたくさんいらっしゃるのは、私から言ったら子供さんの年代の方もいらっしゃると思うんですけど、教育問題について考えていただきたいと思います。」

世耕広報本部長代理「これは、自民党は教育基本法改正の作業に今具体的に取り組んでいます。
この教育基本法というのは、戦後全然いじってないんですね。GHQから与えられたままのものをそのままに放置していますから、これを先ずやって行きたいということと、後はやっぱり学校の先生にしっかりしてもらいたいと思っております。これは我々は日教組と戦っていきたいと思っていますけれども、学校の先生はもっと使命感を持って子供たちを育てられるような環境。やはり学校の先生方にも今のぬるま湯体質ではなくて、もう少し厳しい競争原理を導入しながら学校の先生にもしっかり頑張って行って欲しいんです。
まだやっぱり教育というのは、基本的には地域であり家庭でございますから、これは憲法改正の議論とも絡んできますけども、今の日本国憲法には『地域社会』或いは『家族』『家庭』といった表現は全く入っておりません。全くないんです。
逆に戦前の家の概念を崩壊させるためにわざと載せられてないんですけど、社会の最小単位であり、尚且つ教育の一番入り口の重要な分野として家族とか家庭を大切にしたいと言うと、すぐ反対側からいろんな石が飛んで来るんですけれども、我々そういう検討もしておりますので、しっかりやって行きたいと思っております。
教育は重要。今回の選挙では、あまりテーマにはなってなくて申し訳ないんですけれども、これも我々の大きなテーマでどこかで1回大きな選挙をやらなければいけないテーマだろうと思っております。」


<文責/泉 あい>
GripForum -第44回 衆議院議員総選挙フォーラム

追記 よろしければこちらへ各政治家へ宛てた質問を入れてください

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コメント

レポート乙かれ様です!
泉あい様の主だったブログ記事にウェブログ図書館( http://library.jienology.com/ )からリンクを張ります。 (´∀`)

投稿: ウェブログ図書館 館長 | 2005年8月28日 (日) 14時14分

テキスト化ありがとうございます! 楽しく読みました。

さて 武部幹事長の発言の

ホタテのうる(?) → ホタテのウロ 、 さらもこ(?) → サロマ湖

だと思います。

投稿: hiro | 2005年8月28日 (日) 15時23分

質問募集にしましたPOTEMKINEです。
そのときは時間がなく焦っていたこともあり、ろくに挨拶もせずに質問してしまいました。改めて非礼をお詫びします。

普段なかなかインタビューそのものの掲載記事を見られることがないので、泉あいさんの記事は私にとって非常に貴重なものとなっています。

個人的には参加者一覧が一番おもしろかったり・・・自分がみてるメルマガの人がいたんだなぁ・・・と。

投稿: POTEMKINE | 2005年8月29日 (月) 11時35分

ホタテのウロ、サロモ湖
そうだったのか!
修正しました
ありがとうございます

投稿: ぁぃ | 2005年8月30日 (火) 11時00分

『堀江君、特性を身につけるということは大事だよ。』の「特性」は、「徳性」と書くのが正しいと思います。
私のブログ(http://d.hatena.ne.jp/yahara/20050919)で、泉さんの報告を紹介させていただきました。今後のご活躍を期待しています。

投稿: 空飛ぶ教授 | 2005年9月19日 (月) 11時28分

「徳性」に直しました
ご指摘ありがとうございます

投稿: ぁぃ | 2005年9月21日 (水) 11時04分

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