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2005年6月22日 (水)

記者クラブの表と裏 【取材記15回目/通信社現役記者からのメール】

ある通信社の記者さんへ
「通信社をどう活用すればいいかということが、度々話題に出てきています
記者発表は、新聞社が取材をしなくても、通信社に任せればいいじゃないかという考えがあるんですけど、通信社の記者さんとしてどうお考えでしょうか」
という質問を投げかけてみました
それを受けて、通信社の記者さんが率直に語ってくださいましたので、ご紹介します

通信社問題ですが、まあいろんな意見を読みました。 で、通信社にいる人間が書くと、たぶん全国紙の「普通の新聞記者」とは意見がかみ合わないだろうと思います。まぁ適当に書いてみました。

 全国3紙(朝日、毎日、読売)+NHKの記者は、「日本の」通信社電を使わないで紙面をつくるということにプライドを持っているので、そういうことにこだわりがあるようですね。
「通信社電を使わない=通信社に依存しない=通信社(とそれに依存する新聞、主として地方紙)より上位にある」みたいなロジックなんでしょうか。
 ブロック3紙(北海道、中日、西日本)、特に中日新聞もその傾向が強いと聞きます。

 国内記事のクレジット問題「国内記事は通信社記事でも(共同)(時事)と入れない」も、恐らくはその問題とからんでいます。
 「全部自社記事じゃないのは”恥ずかしい”」から引用を隠すことになると。
 誰がやっても一緒の仕事を通信社にアウトソーシングして、限られた経営資源を一番有効に使うというのは、企業として当たり前なんだと思うのですが、そういう考えはこの業界では通用しない(笑)

 通信社に出資して、通信社の活動に口出しするという方法もあるし、現に海外記事は全部海外通信社頼みなのに、「通信社の記事は信用ならない」って言われてもねえ。海外記事は信用ならなくてもいい、って訳でもないでしょうし。日本人は信用できないが欧米は信用できるとか?それじゃ西洋かぶれだ。

 で、通信社電を使わないといいことがあるのか、というと、結局全国紙の記者の大半(特に地方支局の記者)は、本来通信社の領分の仕事を、重複してさせられているのが実態なんじゃないでしょうか。
本多勝一が「日本には七つの通信社がある」といったころから。
 もともと日本の新聞は朝刊と夕刊両方あって、しかも全国紙は速報競争が行きすぎて版が多すぎるのですよ。だから新聞記者も頻繁に記事を差し替えなければならなくて、実質通信社記者になってしまう。記事を差し替えてる間は深い取材はできませんからね。
 最近はweb向けの速報まで求められているようですし。
 速報をやるくらいなら、じっくり企画や特ダネ調査報道でもやればいいのに、と思うときはありますが、まぁーよその会社さんですからね。

 ただ、通信社を使わないという前提で支局の配置人数とかが決まっている(通信社に依存すると決めた時点で、紙面が同じなら、即記者をリストラすることになる)し、通信社は地方版をカバーしない(カバーするほど新聞社からお金をもらっていない、というのが正解)ので、今の全国紙は地方版が必要だから、結局変えられない、というのが真相ではないでしょうか。
 お金が厳しいとされる毎日あたりから、スポーツの記録や人事など経済のデータ記事は通信社にしてみたり、少しずつ変わっていますが。

 通信社電をうまく使っているのは日経ですね。運動面とか社会面とかで、事件取材のような「日経が経営資源を割けない、売れない」もので、通信社電を使っています。あとは休刊日のweb原稿とか。
 記者の休みを確保するという面でも、賢いと思います。経営上の問題もあるのでしょうが、最近は産経新聞もその傾向が強まっているみたいです。

 逆にNHKの記者なんかに聞くと、通信社電をデスクが労務管理の道具に使っている、というケースもあるみたいです。「通信社からこんなの流れてきたけど、おまえの原稿と違うぞ、どうなんだ?」とか、「(人数少ない)通信社に抜かれるとは何事だ!」みたいな。。。
 これはあまり賢い使い方ではないと思うけど、「活用」はしてるのかもしれませんね。

 で、私自身は通信社の記者であることにプライドがあるので、「おまえらの原稿は使わない」とか言われても何とも思いませんし、全く感銘を覚えませんけどね。通信社がジャーナリズムそのものなのか、という問題はあるけど、ジャーナリズムを支える重要な基盤であることは間違いないし、通信社の記者にはまた新聞社とは違った面白さや痛快さがある。読者=社会だけでなくて、業界内にもインパクトを与える可能性がある、というのが面白さかな。

 で、個人的には、通信社は「メディア界のインフラ」なので、ちゃんとお金を払っていただいて(笑)、著作権を守って、うまく使って新聞やテレビの報道内容を良くしてくれればいいと思います。優等生過ぎますか(笑)。

<文責/泉 あい>
GripForum - 記者クラブの表と裏スレッド

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コメント

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またしても興味深い記事をありがとうございます。
わたしは各メディアが通信社(や外部ライター)をうまく活用するようになれば、日本のメディア産業界は大きく変わると信じています。
ただ、通信社の人がそれを言ってしまうとどうも感情的な反発を呼びそうですけど。
この問題は、たぶんに「感情」とか「メンツ」とかの要素を含んでいると思うので。
とはいえ、まずは当事者の意見を聞いてみる、というのはジャーナリズムの基本かもしれません。
で、感想ですが

>本多勝一が「日本には七つの通信社がある」といったころから。
そんなことを言っていたのですね。知らなかった。(nhk、朝日、毎日、読売、産経、共同、時事でしょうか?)この7社が加盟する「記者クラブ」というのはある意味で「通信社」の機能を果たしてきたというわけですね。

>通信社がジャーナリズムそのものなのか、という問題はあるけど、ジャーナリズムを支える重要な基盤であることは間違いないし
私は、「通信社=ジャーナリズムそのもの」ではないと思います。情報産業・・・強いて言えばジャーナリズムのとっかかり、ぐらいなものでしょうか。第一報を扱うという意味で責任は小さくないですけども。

>通信社は地方版をカバーしないので、今の全国紙は地方版が必要だから、結局変えられない、というのが真相では
そもそも「全国紙」という存在が日本特有なんですよね。これが通信社の活用を阻んでいる面もある。日本全国でシェアを争っている新聞社が、ライバルと同じ通信社の記事を使っていたら競争になりませんから。
各新聞社が地域ごとに住み分けすれば、この問題は解決します。大手紙の記者が各都道府県の官庁に常駐しなくていいから記者クラブも必要なくなります。その代わりに通信社が地方記者を増員してローカルニュースを在京紙に提供する。地方で大きな事件があれば、1報は通信社に任せて、その後のフォローは東京から社会部の記者が取材に行けばいいのです。

ちなみに、英国では、海外取材を担当するロイター社と、国内ニュースを担当するpa(プレスアソシエーション)社の2つの通信社が住み分けをしていて、ロイターは営利企業、pa社はローカル新聞社の組合組織になっています。ロイターは海外ニュースをpaを通じて国内に流し、国内各地域のニュースはpaを通じて中央紙に配信されるはずです。(間違っていたらご指摘下さい)

あと、通信社は早く映像部門を強化すべきだと思いますね。共同通信は頑張っているようですが、通信社が映像配信を充実させれば、被災地上空を各テレビ局のヘリが群れをなして飛ぶとか、被害者をカメラが取り囲むといった不愉快な現象は解消されるでしょう。

投稿: 山川草一郎 | 2005年6月22日 (水) 15時48分

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>日本全国でシェアを争っている新聞社が、ライバルと同じ通信社の記事を使っていたら競争になりませんから。

って書きましたけど、よく考えるとそんなこともないかなと。
今は、全国紙各紙の地方版(県版)が行政ネタ(事件事故を含む)に比重を置き過ぎなんですよね。そこにそもそもの問題がある。
本来は行政発、警察発のニュースは通信社に任せて、新聞記者はその動きが地域社会に与える影響や経済界の反応などを掘り起こすべきです。もちろんそういう市民側の視点に立って行政に追加取材することもあっていい。それこそが実は読者のニーズなのです。

本来あるべき地方版は、地方支局の記者が街で取材してきた長文記事をドカンと据えて、それ以外を通信社の短い記事で埋めるべき。昔はそうだったはずで、年配の新聞記者が「若い頃は楽しかった」と振り返るのはそのせいでしょう。
今は通信社の真似事をして、発表の先取りばかりやらされているから、つまらなくなって辞めていく人が多いのではないでしょうか。

で、地方版をそのような本来の姿に戻せば、通信社の短信記事が競合紙と同じでも大きな問題ではない、と思うのです。

投稿: 山川草一郎 | 2005年6月29日 (水) 10時18分

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>そもそも「全国紙」という存在が日本特有なんですよね。

記者クラブは、日本特有なものだと知りながら取材をしていましたが、記者クラブだけでなく、日本のマスコミ全体が特有なのだとわかってきました
特に、上杉さんへのインタビュ−をした時にそう思いました
海外のメディアについても、勉強する必要がありますね

投稿: 泉あい | 2005年6月29日 (水) 11時05分

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>本来あるべき地方版は、地方支局の記者が街で取材してきた長文記事をドカンと据えて、それ以外を通信社の短い記事で埋めるべき。昔はそうだったはずで、年配の新聞記者が「若い頃は楽しかった」と振り返るのはそのせいでしょう。
今は通信社の真似事をして、発表の先取りばかりやらされているから、つまらなくなって辞めていく人が多いのではないでしょうか。

いつから変わってしまったのでしょう
どうして変わってしまったのでしょう

記者の数に対して記者発表が多いということなのでしょうか
記者が市民の目線で記事を書いてくれないと、面白くもないし信用もできないと思います


今までの取材では、年配の記者が記者発表を重んじているので、彼らが去らなければ改善はされないだろうという意見が多かったのですが、山川さんの意見はまた違うものですね
記者発表の量は以前より増えているのでしょうか

投稿: 泉あい | 2005年6月29日 (水) 11時25分

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語弊があったやもしれません。
全国紙が「日本特有」というのは欧米先進国に比べて、という意味です。
世界的にみればないことはないです。
それだけ補足。

投稿: 山川草一郎 | 2005年6月29日 (水) 14時32分

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これは想像でしかないのですが
日本の新聞社は、地域社会の暮らしの中のニュースというのを、軽くみている傾向があるんじゃないでしょうか。「そんなのは誰でもできる」というような偏見があるような気がする。
でも、実はそういうニュースこそ、記者の個性とかセンスがモノを言うのあって、誰でもできるものではないのです。

確かに当局の情報を取ってくるのは難しいだろうし、街ネタに比べて「発表前に書きました」という客観的基準があるから特ダネとして評価されやすい。目に見える形で他社に差を付けるから社内評価も上がるでしょう。
でもね、読者が本当に求めているのは、そういう当局の情報じゃないはずなんです。そこに需要と供給の絶望的なギャップがある。

最近はそのことに気付き始めている地方新聞社もあって、ヤフーのトピックスに「落書きの学力が低下?」とかいった面白い地方紙の街ダネが出て、一般ニュースより高いアクセスを記録することもあるようです。

>年配の記者が記者発表を重んじているので、
>彼らが去らなければ改善はされないだろうという意見が多かったのですが、
>山川さんの意見はまた違うものですね

新聞社の幹部が発表を重んじているのが問題だという認識は同じです。その背景には新聞社間、メディア間の競争が激しくなっているという現実があります。社の上層部に、通信社や他紙の書いたニュースが自社にないことを許容する包容力がなくなり、現場に競争を強いているのです。
ただ、彼ら自身が若手記者だった頃は、競争は今よりずっと緩やかで、記者が街に出てネタを探すことを許してくれる余裕があったはずです。

この20年間、フリージャーナリストや雑誌メディアが、大手マスコミを「競争がない」「情報談合だ」「護送船団だ」と批判してきたことが、大手メディア間の無意味な競争意識を助長しているかも知れません。

投稿: 山川草一郎 | 2005年6月29日 (水) 14時54分

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私、思うんですけど、記者が読者の声を聞かないことが、そもそもの問題だと思います
書いたら書きっぱなしとまでは行かないかもしれませんが、「読者の声に興味津々です」という方はほとんどいらっしゃいませんでした
読者が何を欲しているのか、もう少し聞き入れようとする姿勢があってもいいんじゃないかなと思います

投稿: 泉あい | 2005年6月29日 (水) 22時35分

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>読者が何を欲しているのか、もう少し聞き入れようとする姿勢があってもいいんじゃないかなと思います

おっしゃるとおり。ニーズ把握、マーケットリサーチに無関心だから新聞業界は斜陽産業になってしまったのです。再販制度だっていつまでもつか分かりません。変えるなら今しかないと思うんですけどね。
既存メディアで消費者のニーズに敏感なのはテレビと週刊誌ですが、あまり「読者の欲している情報」を意識しすぎると「若・貴対立」みたいな報道が増えて、わたしなんかは辟易しますね。
現時点で一般紙はほとんどこの話題を扱ってないようなので、この点に関しては評価していいと思ってます。

投稿: 山川草一郎 | 2005年6月30日 (木) 18時02分

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>既存メディアで消費者のニーズに敏感なのはテレビと週刊誌ですが、あまり「読者の欲している情報」を意識しすぎると「若・貴対立」みたいな報道が増えて、わたしなんかは辟易しますね。


以前勤めていた会社で雑談した時、朝のテレビ番組で芸能ネタをやってほしくないという意見がかなりありました
天気予報や交通情報などを知りたいのに、民放ではほとんどが芸能を中心に放送していますよね
朝の出勤前に芸能ニュ−スを見る必要性はないと私は思うんです
そう思っているのは私だけなのかなと思っていたけど、結婚している時主人も同じことを言っていたし、会社の友人たちも同じことを思っていたんです
実際に視聴率の調査をすれば、芸能ニュ−スに視聴者のニ−ズは集まっているから、芸能ニュ−スを中心に流しているんでしょうけど・・・
芸能ニュ−スって見ていて楽ですよね
本当は、もっと必要な情報を流してくれれば、そっちの方を選ぶと思うんですけど、その情報が何なのかは視聴者自身も気づいていないのかもしれません

投稿: 泉あい | 2005年6月30日 (木) 21時40分

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>本当は、もっと必要な情報を流してくれれば、そっちの方を選ぶと思うんですけど、その情報が何なのかは視聴者自身も気づいていないのかもしれません


まったくそのとおりだと思います。市民の立場、納税者の立場、地域社会の視点に立って「これこそニュースだ」「このことについてもっと詳しく知りたい」と思う感覚はジャーナリストの必要要件でしょう。
「どんな情報が知りたいですか?」って読者や視聴者に聞くのもいいけど、そればっかりじゃプロフェッショナルな態度とはいえない。
堀江社長が以前、「何がニュースかをメディアが判断するのは思い上がりだ」「必要なニュースはランキングで決めればいい」というような考え方を示していましたけど、それだとどうしても「若・貴お家騒動」になってしまう。
やはり「何がニュースか」を判断するのはプロの責任であって、その判断を消費者に求められても困るのです。そんな難しいこと考えながらニュース選んでないですから。
だから新聞記者は、自分の頭で「何が読者にとって、社会にとって必要な情報か」を見極めなくちゃならない。
でも、「今の記者は読者のほうを向いていない」という批判はちょっと違う。記者は毎日、読者と向き合って、読者の反応を耳にしている。ただ、その「読者」が、警察官だったり、県庁の課長だったり、広報マンだったり、政治家だったりするのが問題。
取材先の反応を一般読者の反応と思い込むから、行政ネタの扱いが大きくなる。記者クラブ制度がニュースバリューの判断にも影響を与えている。
だから私は、記者クラブを解消して、記者は街に出るべきだと思うのです。
行政の視点の情報は通信社が発信する。新聞記者は読者と同じ視点でその一次情報を見聞きし、読者とともに怒ったり、喜んだりする。それが本来、あるべき新聞記者と読者の関係性ではないでしょうか。

投稿: 山川草一郎 | 2005年7月 1日 (金) 23時59分

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>取材先の反応を一般読者の反応と思い込むから、行政ネタの扱いが大きくなる。記者クラブ制度がニュースバリューの判断にも影響を与えている。

記者は、一般大衆と同じような生活をする必要があるのかもしれませんね
やはりハイヤ−に乗ってばかりでは、見えないこともあるのでしょう
一般の読者の幅はものすごく大きいものですが、ス−パ−で野菜の値段を毎日見ては、「上がった!」「下がった♪」と一喜一憂する視線も大切なものなのかもしれませんね
メディアには、力のない人の味方にこそなってほしいと思います
もちろん偏るのはよくないけど、今度の大増税は、弱い立場の人から搾り取られているという印象を受けています
その増税のやり方が正しいのか、力のあるメディアには、徹底的に追究していただきたいです

投稿: 泉あい | 2005年7月 2日 (土) 02時08分

検索したらここにたどり付いたのでダメ元で
書きます。

沖縄有人駐留を無人化できるアイデアの
ブログ記事を添削してもらうことは可能ですか?

技術屋なもんで、記事を書いたことが無いの
で、一応、記者に理解が可能か、不能か、を
事前に知りたい希望なのです。

投稿: test | 2005年9月12日 (月) 11時35分

testさん はじめまして
内容が把握しきれていないので、全く無知な子供に説明する感じでメールいただけないでしょうか

よろしくおねがいします

投稿: ぁぃ | 2005年9月12日 (月) 15時29分

通信社のカメラマンをしています。
だいぶに出遅れ、今頃コメントすることをお許しください。
新聞社と通信社が仕事のすみわけをするなどとんでもない話です。きれいごとに過ぎません。どんな取材でも例外はありません。同じ時間に、同じ場所で、同じ仕事をし、競争原理を働かせることこそジャーナリズムの本質です。

投稿: 牙買加熱歩 | 2005年10月19日 (水) 00時55分

新聞社が通信社に頼らず、ニュースソースに自前でアクセスする姿勢は、ある意味、褒められてもいいんじゃないかと思います。

他の業種、例えば液晶テレビに例えると、液晶パネルから画像処理まですべてを作るシャープと他社から液晶パネルを購入し絵作りだけするソニー、いい製品を作る上でどちらのスタイルが好ましいか?

おそらくシャープでしょう。液晶テレビの性能を根本から変えうるパーツは、やはり土台の液晶パネル(新聞で言えば情報源)です。だから、各社はここはしっかり押さえ、技術革新(紙面の充実)を図りたいはず。

「液晶パネルは、他社に任せた。我々は絵作りに専念する」といっても、顧客の信頼を得られるか。
ソニーもパネルの開発に失敗し、他者に頼らざるを得なくなり、他社からパネルを調達しています。

2chのように、速報に対する色んな人の見方を知りたいという場合には、速報と内容の棲み分けができそうですが・・・

投稿: 梵天丸 | 2005年10月19日 (水) 21時59分

牙買加熱歩さん
>だいぶに出遅れ、今頃コメントすることをお許しください。
いつでもコメントください

競争原理以外で、通信社が新聞社と違うところはないのでしょうか
通信社の特性が何なのか、今ひとつわからないです

PS:もしかして、私、お会いしたことのある方ですか?

投稿: ぁぃ | 2005年10月21日 (金) 09時38分

梵天丸 さん
シャープとソニーの形、どちらがいいのかまだ答えは出せずにいます

新聞社が集まってわざわざ共同通信を作ったのはどうしてなんだ??と考えています
>「液晶パネルは、他社に任せた。我々は絵作りに専念する」といっても、顧客の信頼を得られるか。
ソニーもパネルの開発に失敗し、他者に頼らざるを得なくなり、他社からパネルを調達しています。
通信社が信用されていないという話は聞いたことがないのですが、そういう話があるのでしょうか??

投稿: ぁぃ | 2005年10月21日 (金) 09時49分

いつも楽しく読ませていただいています。
お返事ありがとうございます。

> シャープとソニーの形、どちらがいいのかまだ答えは出せずにいます。

そうですね。シャープでもソニーでもキーコンポーネント以外は、ほとんど外注していると思います。


> 新聞社が集まってわざわざ共同通信を作ったのはどうしてなんだ??と考えています

ぁぃさんの記事にも日経新聞は通信社を活用していることが書かれていますので、
分業化を必要とする新聞社が集まり出資、設立したのかと思っていたのですが...


>通信社が信用されていないという話は聞いたことがないのですが、そういう話があるのでしょうか??

私の書き方が良く無かったです。失礼しました。
通信社が信用されていないという意図で書いたつもりではありませんでした。

自前でキーコンポーネントを作っていないという意味で、ソニーの液晶テレビは(商品に詳しいお客さんの間では)あまり評価は高くないです。
もちろん、ソニーの画像処理は優れていると思いますが、かつてのトリニトロンテレビのようなブランドや信頼は失ってしまいました。

ソニーが現在、最高レベルの液晶パネルを使っているなら、外注しても全く問題ないと思います。
(ただ別問題として、内製ではないので、コストが上がります。トリニトロンテレビのような利益率は出なくなります。)

かつて、出井会長が、ソニーが液晶パネルを自前で作らないことを、自動車産業が自前で鉄鋼を作らないことになぞらえ、
何から何まで自社で作る必要は無いという趣旨の発言をしましたが、それに対し、いろんな人が批判を述べていました。
(ソニーの技術に対するコダワリはどこに言ったのかなど)

どこまでアウトソーシングするかの判断は、どの産業でも難しいと思います。

投稿: 梵天丸 | 2005年10月24日 (月) 01時25分

この記事へのコメントは終了しました。

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