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2005年5月 5日 (木)

競走馬の現実 【取材記4回目】

土日に競馬が開催されるJRAに、祝日なんて関係ないと思っていたら大間違いで、しっかりGW中はお休みなのでした
私のあちこちのちっちゃいコネも、
「JRAの総務を通してください」
のひとことで見事玉砕しています

先ずは資料を集めようと試みましたが、競走馬が競走中に『故障』して『予後不良』になった数のデ−タはどこにもありません
「こういうデ−タはありませんか?」
とGWでも営業している施設へ問い合わせても、
「JRAの広報センタ−へ行くと、見せてもらえると思います」
出版社にも電話してみましたが、そういう統計は出していないとうことで、
「もしかしたら、JRAさんの広報センタ−に行けば見せてもらえるかもしれません」
という答えを得ました
競走中に怪我をしてどれだけの馬が死んだかなんてことを知りたいという人はいないのかもしれません

だめもとで行ってみた渋谷のプラザエクウスのライブラリで、興味をそそられる資料を見つけました
「日本中央競馬会40年史」という1冊の本です
昨年JRAは50周年を迎えたので、この中の統計は、全て平成6年までのもの
統計としてはかなり古いものになりますが、競馬歴10年の私にとっては、とても面白いものでした

Hyou2600 例えば、平成6年の出走実頭数(サラブレッド)は7,001頭で、同じ平成6年の出走延頭数は40,004頭
1頭の年間平均出走回数は、平成6年で5.7回
この回数は、過去10年の数字で見ると、若干減少傾向にあり、競走馬が大切に使われているのかと思いたい
何しろ古い数字なので、この後のデ−タがとても気になります

スピ−ド競馬と言われている現代の競馬ですが、「距離割増賞」というものもあり、
「重賞競走以外の長距離競走の出走を奨励するために、重賞競走以外の距離2,000m以上の平地競走について、1〜8着までの入着馬に対して、距離により差を設けた距離割増賞を交付している(昭和44年設定)」
と説明が書かれています
金額は、2,000m1着で105万円に対し、2,000m超2,200m以下1着で160万円、2,200円超2,900m以下1着で450万円、2,900m超1着で550万円
他には、「内国産馬所有奨励賞」や「父内国産馬奨励賞」など内国産馬の資質向上を目的とする交付もありました
「繁殖牝馬所有者賞」「特別出走手当」「競走協力金」「馬主協会賞」というものもありますが、私が探していたのは、予後不良になった時に出されると聞いたことのある見舞金です
「馬が死ねば、JRAから見舞金が出るので、まだ走れる馬でも殺してしまう馬主もいる」と競馬フアンから何度か聞いたことがあります
その話のウラを取りたいのですが、この本には「見舞金」という文字は見当たりませんでした
もっと調査してみます

Hyou3600 骨折馬の実頭数の推移を見ると、平成元年に調教中に骨折した馬の数が急に減っています
昭和63年に何かあったのかと調べてみると、8月に栗東トレ−ニングセンタ−でプ−ル新設、9月に美浦トレ−ニングセンタ−でクッション性の良い芝(オ−バ−シ−ド)の試験が行われており、「事故防止につながる」との評価を得ています
しかしながら、その芝は実用へはつながっていません
調教中の骨折数の減少に、これらのことが直接係わっているのかは、はっきりしませんが、その後再び骨折した馬の数が増加している点に注目しなければなりません

いろいろなデ−タを見て、考え込んだところで、いずれにしても古い数字です
JRAの広報センタ−というところへ行って、どういう対応をしていただけるのか期待と不安に胸を膨らませて、今夜のところは休むとします

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コメント

団体になるとあれこれ隠したがるからぁぃぴょん頑張ってね!!
金儲け主義者の団体だから強敵だよ!
期待してるネ(^^)

投稿: miho | 2005年5月 6日 (金) 07時21分

mihoさん
いつもありがとうございます
隠しているのかどうか、金儲け主義なのかどうかは、これから明らかにします
私も楽しみです

投稿: ぁぃ | 2005年5月 6日 (金) 11時12分

 JRAの取材ご苦労さまです。少し苦労されてるみたいですね。JRAは農林水産省管轄でまた地元(淀競馬では京都府もかんでいます)の議会もかんでいるので、国会議員・地方議員を誰か知ってると(こういうコネクションが嫌だといわれればそれまでですが)話しは早いですよ。

投稿: makyabery | 2005年5月 6日 (金) 13時02分

あいさん、こんにちは∈^0^∋
公営ギャンブルはどこも、ハードルが高いかも。頑張ってね。
 一切、ギャンブルをやらないくまさんでした。ではでは(^.^)/~~~

投稿: くまさん | 2005年5月 6日 (金) 16時22分

はじめまして。

古い「馬の科学」を当たってみれば
「予後不良」まではかかれてなくても
「競走中」と「トレーニング中」の実数が
載っていると思いますし、オーバーシードや
ウッドチップ調教が行われるようになって
骨折は減っていると思います。

実数が増えているのは、入厩頭数も
増加しているせいだと思います。

本格的取材をされるなら、JRA総研のほうにも
アタックされたほうがいいと思います。

投稿: ゆうがん | 2005年5月16日 (月) 07時37分

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