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2005年5月19日 (木)

記者クラブの表と裏 【取材記3回目】 

前回のテ−マ「競走馬の現実」では、結局誰ひとりに会うこともなく取材を終えたことが心残りの私は、取材交渉に必死です
記者クラブと係わるいろいろな人の声を聞きたい
現役の記者さんでも、ひとりひとり考えは違うはずです
だから、ひとりでも多くの方に話が聞けるよう取材交渉をしています

癒着が問題とされている記者クラブですが、今日の取材交渉では意外な発見がありました
警視庁の広報担当へ取材交渉した時の話です

『記者クラブの記者たちと接している職員たちも、お腹の中ではムカついてることもあるんじゃないの?』と興味津々な私は、警視庁の広報へ取材交渉を試みました
その中で、
「記者クラブの記者たちとは、事件などがあれば現場で会うということはありますけど、部屋が分離されてますから
記者会見の席で話をするということはありますが、普段会うことはありません」
記者室で記者と職員が接触することは記者会見の時以外ないと言います
ひとつの部屋で省庁の職員と記者たちが雑談したりマ−ジャンしたりという光景は、記者クラブが問題視される今では見られないのかもしれません

警視庁には、「七社会」「警視庁記者クラブ」「警視庁ニュ−ス記者会」と3つも記者クラブがありますが、自治体ではどうなのだろうと、東京都内のある区の区役所に電話をしてみたところ、記者クラブはありませんでした
記者室という部屋はあるものの形だけで、ほとんど記者たちはいないということでした
警視庁や国の機関である省庁と比較すると、発表するニュ−スの量は少ないのでしょうが、市民と密着している役所に記者クラブは必要ないのでしょうか

そういう中で、鎌倉市は記者クラブを廃止し、広報メディアセンタ−を設置しています
それを提案したのは竹内謙鎌倉市長で、彼は朝日新聞の記者出身だと言うからとても興味があり、取材交渉しました
月曜日に広聴広報課の方がお会いしてくださることになりましたので、記者クラブの問題点と、なくなってからわかった記者クラブの利点について伺おうと思っています
読者の方から、質問して欲しいことがありましたらコメントください

放送局勤務歴10年の中堅テレビマンが、マスコミへ就職を希望している学生たちへ向けたブログがあります

★マスコミ就職駆け込み寺!?★テレビマンの独言」より

「報道志望なんて書いたけど、どうやってニュースなんて取材するんだろう。
 他社に抜かれないように、毎日自分からネタを見つけに行くなんて、絶対無理!」と思っていましたが、
入社してみると、新聞記事からの二次情報だったり、記者クラブにリリースされる情報だったりして、
自分からネタを取りに行くのは、意外と少ないことに気がつきます。
マスコミの仕事なんてそんなもの。本気でやっていたら体が持ちません。
ある程度のことは、誰でもできるように、仕事ってうまくできています。
ただ、「敏腕」と言われるようになるには、人一倍の才能か努力が要るんですけれどね。

私は、組織に所属することなく、いきなりフリ−になってしまったので、既存のマスメディアの中での記者たちの仕事ぶりにはとても興味を持っています
プレスリリ−スを何の批判をすることもなくただ世の中へと流す記者たちの怠慢ぶりを記者クラブの問題としている人もいるようですが、このブログに書かれている現実を知ると複雑な想いです
ネタを取りに行くことを本気でやっていたら体が持たないのなら、どういう仕事に本気で取り組んでいるのか知りたいところです

ここに書かれていることもひとつの考えで、記者クラブの問題を日々抱えながら、日々記者クラブへ通うという記者もいると思います
組織に属しているから言って仕方ないと抱えている問題こそ聞き出してみたいです
個人的な感情を聞き出すためには、記者クラブへ突然飛び込んで行く必要もあるかもしれません
こわいけど・・・

来週はインタビュ−の予定がいっぱい入って、多くの人たちに会えるよう、明日も引き続き取材交渉をします

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コメント

 記者クラブが必要なジャーナリストと、記者クラブを必要としない、フリーのジャーナリストを区別して考えるのが良いのではないでしょうか?

 記者クラブが必要なジャーナリストは、公的な「報道発表」を待っている人、記者クラブを必要としないジャーナリストは、「取材対象」を自分で決めて動く人かと。

 事件を追い求めて歌舞伎町を徘徊して、ネタを探すのはかなり大変ですが、殺人事件→通報→警視庁発表 なら、間違いもリスクも少なく記事が書けるかと。

 取り留めのないことですが。少しだけ。

投稿: 馬吉 | 2005年5月20日 (金) 18時34分

ふとでる言葉とか、雰囲気とか、そういうの聞いてみたいですね、本音みたいな話が・・。

正直記者クラブっていうのがどんなものなのかっていうのは
あいさんの記事を読むまで考えたこともありませんでした・・・。
イメージばっかり先行してたなぁ・・・。

うーむー質問が浮かばないかも(ーー)?? ゴメンナサイ・・・。

投稿: ぼこ。 | 2005年5月21日 (土) 00時08分

記者クラブについての取材依頼の件、了解しました。ただ、今、pcのフタが開かなくなってしまい、メールを打つことができません。(今、ネットカフェより泉さんのブログを拝見しています)修理が終わり次第、ご連絡をいたします。

投稿: 古川利明 | 2005年5月21日 (土) 16時46分

馬吉さん
いつもありがとうございます
記者が記者クラブを必要としているかしていないかという以前に、記者クラブが加盟できる記者を選んでいる現実もあるようです
興味ありますょねぇ

投稿: ぁぃ | 2005年5月21日 (土) 17時55分

ぼこ。 さん
私もそういうの知りたいんですょ
例えば、
「記者クラブって面倒くさいな」
とか、
「超便利じゃん!使えるゎぁ、記者クラブ」
って感じの本音を知りたいです
聞けるようにがんばりますね

投稿: ぁぃ | 2005年5月21日 (土) 17時58分

古川利明さん
ご協力いただけるということで感謝します
PC大変なことになっちゃいましたねぇ・・・
でも、フタが開かないって・・・ちょっと笑っちゃました(ごめんなさぃ)
連絡お待ちしています

投稿: ぁぃ | 2005年5月21日 (土) 18時00分

取材の件、pcを修理に出してしまって、メールのやりとりができません。(これも、近所の図書館から打っています)それで、今週であれば、水曜日(25日)なら、時間は取れます。ご足労を頂いて恐縮ですが、横浜駅西口を出てすぐのところにある、シェラトンホテル2階にある喫茶室で午後3時にお待ちしておりますので、それでよろしくお願い申し上げます。

投稿: 古川利明 | 2005年5月23日 (月) 12時30分

古川さん
お返事が遅くなって申し訳ありません
PCがお手元にないのはご不便でしょうね
度々PCのある場所へ出向いていただいて申し訳ないです

25日の水曜日ですが、午後からは既に取材の予定が入っています
大変申し訳ないのですが、別の日にお時間を作ってはいただけませんでしょうか?
今のところ、木曜日以降は空いています
ぜひお会いしたいので、よろしくお願いします

投稿: ぁぃ | 2005年5月24日 (火) 01時04分

古川さんへ
26日(木)の午後にも取材の予定が入りました
この後も随時予定が入ると思いますので、出版社の方へ私の連絡先を伝えていただけるようにお願いしました
ご確認くださいませ
いろいろお手数かけて申し訳ありませんが、よろしくお願いします

投稿: ぁぃ | 2005年5月24日 (火) 12時01分

それでしたら、金曜日の午後3時に横浜のシェラトンということにして下さい。出版社に問い合わせても、あなたからの連絡は入っていないですし、そもそも取材依頼の文章で、自宅の電話番号なり、ケータイなりの連絡先を書き入れるのが、最低限のことでしょう。常識をわきまえていない人があれこれ批判したところで、世の中からは相手にされませんよ。 

投稿: 古川利明 | 2005年5月24日 (火) 13時16分

古川さんへ
14:10にFAXをお送りしましたが、届きましたでしょうか?

電話番号を入力しなかったこと、大変申し訳ありませんでした
女性ひとりで活動して、ひとり暮らしをしているということから、はじめてのメ−ルに電話番号を載せることに抵抗を感じていました
でも、それは過剰な警戒だったと反省して、今後は、携帯電話の番号を入力することにします
ご指摘くださって感謝しています
本当にすみませんでした

投稿: ぁぃ | 2005年5月24日 (火) 15時16分

先週メールを送らせて頂いた者です。マスコミの災害対策について取材されている記事を読み、アドバイスをと思って差し上げたのですが、返信は「会って記者クラブ問題の意見を聞かせてほしい」というものでした。遠隔地なのでメールでならとお答えしたのですが、それ以降ぷっつり連絡が途絶えてしまいました。直接会ってインタビューしたいのは分かりますが、その旨の断りは一言頂きたかったです。正直、がっかりです。

投稿: sotomeiru | 2005年5月25日 (水) 20時53分

sotomeiruさんへ
あたたかいメ−ルをいただいて感謝しておりましたのに、恩を仇で返すようなことをしてしまって、大変申し訳ありません
どういう理由があるにせよ、私が悪いです
申し訳ありませんでした

投稿: ぁぃ | 2005年5月26日 (木) 02時25分

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