新潟中越地震に見るマスコミの教訓 【新潟〜取材記4日目】
- 避難所(教育センタ−)で、ゆとりのある時間ならいいけど、慌しい中、時間に追われているのに、インタビュ−されて困った
- 本庁や対策本部など、どこもコメントしていないことを先行してあたかもコメントしたかのように流す
- 避難所(大手高校)は交通の激しいところなのに、駐車スペ−スがない場所へ何日も中継車を停めていた
渋滞になることもあり、被災者を含めた一般住民から、
「震災の後になってからドンと中継車がかまえるようになった」
と言う声を聞いたことがある - 避難生活がはじまった当初、被災者が食べたり寝たりしている床に、土足のままカメラを持った人たちが入ってきた
後で土足厳禁になった - いろんな局がひっきりなしに、インタビュ−させてくれと来るが、そう何回も何回もはできない
最後のほうでは、「勘弁してください」と言ったことがある - フジテレビはどんなもんかね・・・
(具体的に困惑したことはと聞くと口を噤む)
【 取材地 :山古志村仮設住宅(陽光台・新陽)】
上記の情報は、どれについても、東京からわざわざ大雪の中やってきた私に同情して、まぁ強いて言うとするならば・・・的意見です
山古志村の仮設住宅は、これで全て回りました
取材3日目の五十嵐さんの言葉通りで、いろんな立場の話を聞いても
「マスゴミ」とまで叩かれるほどのものは何ひとつ見つかりません
怒り心頭という人、たったのひとりにも出会えません
取材陣が最も多く殺到した大手高校の情報を集めれば、「マスゴミ」の情報源が何なのか見えてくると思っていました
だから、五十嵐さんに「何もない」と言われても、大雪が降っていても、長岡市の山のふもと新陽まで行ってきたのに・・・
誰に声をかけても、
「そんなことはなかったね」
「聞いたことないよ」
の答えは2つばっかり
「マスゴミ」の実態は一体何ですか
取材すればするほど、疑問は深まる一方です
あんなにまでネットで叩かれているのに、当事者である現地の人が同意するどころか、感謝の言葉が圧倒的
まぁ、上記の小数意見を誇張すれば酷いマスコミにはなりますが、それは結末ありきの誘導取材になってしまいますよね
どうしたものか・・・
とにかくまだ取材は終わりじゃないです
明日は小千谷に行ってきます
絶対に情報源をつかんでやる
各マスコミへの質問状の返事
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