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2005年1月24日 (月)

養育する親のいない子供の難病治療 【取材記1日目】

テレビで小児科病棟を舞台にしたドラマや、ドキュメンタリを見ることがあります
その患者である子供のそばには、必ず両親がいて、子供のために必死になる親の姿が描かれますが、私は、そういう映像を見る度に「親のいない子供はどうしてるの?」という疑問を持ってしまいます

移植が必要な病気であれば、命に係わってきます
家族がドナ−になれるかどうか、また家族が適応しなくても、親がドナ−を探すために奔走するでしょうけど、親のいない子供はどうなるのでしょうか
お金だってかかるだろうし、行政がどこまで面倒をみてくれるのか、あまり表には出てこない気がします

最近では、単純に親と死別して児童福祉施設に入る子供だけではなく、離婚や虐待など、大人の都合によって施設での生活を強いられる子供も少なくないようです
以前、テレビでずっと母親の迎えを待っている男の子を見ました
その男の子がいたのは、施設ではなく保育所でしたが、両親が離婚して母親が働いているために、1日のほとんどを保育所で過ごしていました
1日のうち数時間だけしか母親と一緒にいられなくて、他の子供たちのお迎えをうらやましそうにし見ていました
その表情を忘れることはできません

その男の子は、たった数時間でも母親に会える
それでも、母親が恋しくて恋しくて仕方ないんですね
施設で生活している子供はどんなに親を想って待っているんだろう
病気で入院した時、隣の子のところに毎日やってくるパパやママを見てどんなことを考えているんだろう

その実態を今週1週間追いかけます
先ずは行政で両親と暮らせない事情をもった子どもの大病治療はどのような対応になっているのかを取材するために、明日、東京都の児童相談センタ−へ行ってきます

    【 今日の覚書 】

  • 今日一日いろいろな機関に電話をかけまくりましたが、お会いしてくれる方とお話することができませんでした。
    児童福祉施設で生活をするようになってから大きな病気にかかる子供は少ないのが現実。
    生死を彷徨うのほどの重症で病院に運ばれるのは、虐待を受けた子供が多く、施設に入るのは、そのケアが終った後となる。
    軽い風邪や腹痛でもすぐに病院へ連れて行き診察を受けさせるなど、施設では、子供の健康には気を配っている。

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コメント

あなたが世に出るチャンスはきっとめぐってきます。そう確信しています。それまで熱意を失わず取材を続け、経験値を獲得しておいてください。

投稿: | 2005年1月25日 (火) 03時29分

 ええと、厳しいことを書きます。
 【取材期1日目】を拝見する限り、具体的に「ドナーを求める重病の児童」の存在をご存知ではなさそうですね。そうするとあなたは、まず重病を抱えて施設に入所している子どもを見つけてから、その取材をするわけですが、レアケースである上に、児童のプライバシーに踏み込まざるを得なくなります。しかしながら、児童養護施設の職員にも医療機関の職員にもそれぞれ法に基づく守秘義務があります。これは先週のマスコミよりハードルが高いですよ。
 私もanonymousさんや他の方々と同様、あなたには情熱を失わずに是非続けていって欲しいと思っていますが、自分の取材力に見合ったテーマに取り組むことも必要です。大きな課題に取り組み、ぶつかることによって失敗や挫折が続くと意欲も薄れ心理的にもよくありませんし、得られる経験も少なくなります。
 先週のBiasさんやhiroさんなど、有益な助言をされる方が大勢いらっしゃったのですから、まずは関連文献を整理するなどきちんとした手順を踏んだ上で仮説を立て、みなさんの助言をもとに仮説を練り上げる作業に取り組まれることをお勧めします。
 私も学生時代、「とりあえず聞きにいく」方式の調査をしたことがありますが、「取材対象に失礼だ」と指導教官に叱られたことがあります。だって相手には、わざわざ時間を割いて話す義務なんてないんですから、調べてわかることは押さえておくべきですよね。泉さんは、このテーマを選択するにあたって、何回図書館に通いましたか?

 言いっぱなしでも申し訳ないので、前向きなことも少し。
 役所である児童相談所などから攻めるよりも、支援団体のような、社会に対して広く理解を求める欲求を持っている民間団体からアプローチした方が取材の縁が広がります。たとえば(あくまで例えばですが)、NPO法人「難病のこども支援全国ネットワークhttp://www.nanbyonet.or.jp/」といった団体の方に「難病の子どもには、どんなサポートが必要とされていますか?」と聞き、それを踏まえて「では、両親の支えのない子どもにはどうされていますか?」と掘り下げて聞いていくなど、(当然ご自身で下調べをした上で)アプローチ法を工夫してみて下さい。
 明るくしたたかに、頑張ってくださいね。

投稿: an_accused | 2005年1月25日 (火) 06時03分

モチベ−ションを保つのは大変だけど、こんな風に言っていただけるのは、すごく力になります
チャンスをつかめるよう努力します
ありがとうございます
できれば、お名前教えてくださぁ〜ぃ

投稿: ぁぃ | 2005年1月25日 (火) 20時59分

an_accused さん
早速NPO法人へ当たっています
その中で明日お会いしてくださるところがありましたので、行ってきます
本当にありがとうございます

図書館には行ってませんでした・・・
反省し、明日から通います

明るさは過ぎるほどなので、気をつけています
「したたかに」は難しいですね・・・
とにかく今回の取材では記事が書けるようにがんばります
ありがとうございます

投稿: ぁぃ | 2005年1月25日 (火) 21時03分

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